“さりげなさ”がカギ。清潔感を纏える必携のツイストフレグランスがある
現代人は香りに敏感だ。だからこそ、香りを纏わせるならば“さりげなさ”が印象を左右する。より好印象へと導くアプローチは、現代の大人にこそ必携のスキルといえる。
香りはマナー。ただし、香らせすぎはマナー違反
大人たるもの、清潔感は必須。それを演出するためには、装いや髪型のみならず香りも重要なファクターとなる。ビジネスにおいて“スメハラ”という言葉が叫ばれる現代では、良い香りはむしろマナーなのだ。とはいえ他人を不快にさせない、という点では鼻を突くような強い香調やつけすぎはむしろ御法度。ビジネスはもちろん、休日のカジュアルな場においても、あくまでも自然に、さりげなく香らせることが求められる。
自然に香らせるためには、どこにつければいい?
纏う前に押さえておきたい、香りのメカニズム。まず覚えておくべきは、香りは下から上へと流れるということ。つまり、ほのかに香らせたいときは足元、特にくるぶしに香水をつけるのが得策だ。
より香りを感じさせるなら腰、さらに手首も有効な場所。いずれも肌から15cmほど離し、1~2プッシュしよう。ここで注意したいのは、香水をつけた直後に塗布位置をこすらないということ。香水は揮発しながら香りを漂わせるが、その前にこすってしまうと香りの粒子がつぶれてしまうからだ。また、数時間で香りが飛ぶため朝に香水を纏ったら昼食後や夕方に重ねづけをすると心地良い香りが日中楽しめる。
香水自体にも求めたい“さりげなさ”
大人としては、香水を取り出してつけるところまで、あくまで自然に行いたい。つけ方だけでなく、アイテム自体にもさりげなさが備わっていれば、職場や出先で取り出しても気恥ずかしさは皆無だ。
その観点で推奨したいのが『ライジングウェーブ』の「ツイストフレグランス」。『ライジングウェーブ』といえば2005年の発売以降、日本人向けの清涼感と甘さを両立する香調で人気のブランドだ。そして、“スマートに持ち歩けて、さりげなく使える”新しい香水としてリリースされたのが「ツイストフレグランス」である。特徴は、名称通り容器をねじるだけで香水の噴射口が現れる機能と洗練されたデザイン。噴射口を閉じる際もツイストするだけなので、最低限の動作で香水をつけられ、見た目にもスマートだ。
「ツイストフレグランス」はケースの素材も秀逸。一般的に香水はガラス製となっているため割れてしまう可能性が高い。また容器とキャップとが分かれているため、バッグの中でキャップが外れて液漏れしてしまうこともある。このような香水の失敗に対する不安は「ツイストフレグランス」には無用。軽くて丈夫な樹脂製のケースは割れにくく、筒状の形状はコンパクトなバッグに入れても容量を圧迫しない。サッと取り出し、片手で操作でき、必要な部分にプッシュするだけなので“香水をつける”という行為そのものが気づかれにくいのが何よりの利点である。
さりげなく使えて、さりげなく香る。「ツイストフレグランス」こそ大人に好都合
さりげなく使えるという魅力をパッケージ面で解説したが、やはり気になるのは「ツイストフレグランス」自体の香りではないだろうか? 実は同アイテムは中身を入れ替えられる仕様で、現在は4種類の香りがラインアップされる。写真左の青いボトルは、通常のガラスボトル入り香水としても販売されている同ブランドの香1番人気「フリー ライトブルー」。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系をメインにしたトップノートから、華やかさを感じさせるフレンチローズ、ラズベリーなどに香調が変化する。香水に慣れていない方にまずおすすめしたい、さわやかさと甘さが同居する1本だ。
ピンクのボトルは「フリー サンセットピンク」。トップはピーチを筆頭に甘みを感じさせつつ、石けんのような香りへ変化する1本で、甘い香りを好む方にうってつけだろう。透明のボトルは、甘さを抑えた「トランスオーシャン」と「トランスオーシャン サージブルー」。落ち着いた印象を演出したい方には前者、さわやかさを纏いたい方には後者を推奨する。いずれも、ケースと20mlのリフィルがセットになったものは1,800円(税抜)、リフィルのみは1,200円(税抜)とお手頃価格であることも、プッシュしたい要因。今後増えるであろうラインアップも気になるが、まずは現存の4種類をチェックし、スマートかつさりげなく香りを楽しんでいただきたい。
※本文内の価格はいずれもメーカー希望小売価格
Text_Ryo Kikuchi
Photo_Keiichi Ito