こんな1足欲しかった。今狙いたいのは、ナノ・ユニバースの“本気”の革靴
大人が理想とする革靴の条件。それは上品なルックスに、快適な履き心地、さらにはオン・オフで使える汎用性の高さなどが挙げられる。そんなすべてを叶えた1足が今秋登場。
理想の1足、ここに見つけた。『ナノ・ユニバース』が提案する“本気”の革靴
エレガントさ、知的さ、グレード感。革靴の洗練された見た目は、ビジネスやオケージョンの場において重要な役割を果たしてくれる。さらに、履きやすさや汎用性の高さが加わったら、我々との距離は一層縮まるはずだ。その理想を形にしたのが、『ナノ・ユニバース』から登場した革靴シリーズ。その実力やいかに。ブランドがこだわった“本気”について見ていこう。
▼本気1:上質なイタリア製の本格派で大人の貫禄を演出
“なまくら者”の愛称で知られるローファーだが、『ナノ・ユニバース』の1足には上質を物語るエレガントさがある。何を隠そうこちら、職人の街イタリアで仕上げた本格派。トゥにかけて描かれるゆるやかな曲線美、しっかりと縫い上げたモカステッチ。細部にも手を抜かず作り上げた渾身の1足なのである。
▼本気2:ビブラムソールで快適な歩きやすさを提供
外回りが主となる営業マンにおいて革靴選びは重要だ。日本の道路事情に鑑みると、革底では滑りやすく歩きにくいケースは想像に難くない。となれば、見た目をキープしつつ、厚めのソールを取り入れた1足なら、想定しうる難は見事に回避できる。
その点、この『ナノ・ユニバース』の1足には、堅牢なビブラムソールが使われている。登山靴にもソールを提供しているイタリアの専門メーカーだけに、これまでの実績に裏打ちされた確かな機能性はしっかり反映。屈強なうえにコンクリートをしっかりつかむ確かなグリップ力は、歩行時の安心を生む。
▼本気3:さらには革靴とは思えない軽さを実現
アウトドアやスポーツシーンにも採用されてきたビブラム社のアウトソール。その最たる魅力といえば、濡れた路面でも高いグリップ力を生み、裂けにくく、燃えにくいこと。唯一の難点といえば、いかつい見た目から想像しうる重さだ。ただ、こちらのローファーは、“超軽量”ビブラムソールを用いているため、今すぐにでも走り出したい衝動にかられるほど軽快。軽量ゆえに疲れにくいというのも強みだ。二兎を追って二兎を得たまさに理想の1足である。
▲着用アイテム
ローファー17,000円/ナノ・ユニバース、ジャケット30,000円、ベスト15,000円/ともにハバナ、シャツ25,000円/ジャンネット、デニムパンツ39,000円/ピーティーゼロウーノ、ネクタイ14,000円/アトリエ エフ&ビー×ナノ・ユニバース、チーフ5,800円/カラブレーゼ、クラッチバック10,000円/ボルドリーニ セレリア
▼本気4:ビズシーンだけじゃない。オフシーンでの汎用性の高さも抜群
革靴は一般的にビジネスやフォーマルの場での定番靴。しかし、『ナノ・ユニバース』の1足は、肉厚なビブラムソールにより特有の堅苦しさを見事にいなした。オフシーンとの親和性が高まり、カジュアルなスタイルにもマッチする汎用性を高めている。
コーデ1
セットアップのスタイリッシュな趣にもしっかり馴染む
ベースは革靴。ゆえに、ビジネスシーンでの実績も考慮するとセットアップとの相性は言わずもがな。カットソーで程良く堅さを緩和すれば、休日セットアップスタイルは完成する。
コーデ2
リラックス感のあるきれいめスタイルの良いバランサー役に
シャツにスラックスと聞けばドレスライクな印象を抱くが、ゆるめのシルエットを選ぶことで良いリラックス感を生む。堅苦しさを解きダラッと見せない、その調整役にブラウンのローファーはちょうどいい。
コーデ3
ジーンズスタイルを大人っぽく見せる気の利いたアシスト
パーカーとジーンズを主体としたアメカジの王道。ただ、ジャストなサイズ感で着こなしながら、足元にスエードのローファーを挿すことで、懐古的にならず、かつ大人っぽいスタイリングに。
▲着用アイテム(コーデ1)
ローファー17,000円、Tシャツ7,500円/ともにナノ・ユニバース、ジャケット29,000円、パンツ15,000円/ともにハバナ、チーフ8,800円/アルテア
▲着用アイテム(コーデ2)
ローファー/コーデ1と同じ、シャツ28,000円/バグッタ、パンツ29,000円/ベルウィッチ
▲着用アイテム(コーデ3)
ローファー/コーデ1と同じ、パーカー11,000円/チャンピオン×ナノ・ユニバース、デニムパンツ12,000円/リー×ナノ・ユニバース、ハット8,400円/マイティーシャイン
▼本気5:選べるモデル展開。ストレートチップとサイドゴアもラインアップ
エレガントさと履きやすさの両立を実践した『ナノ・ユニバース』の革靴は、ローファーだけでなくストレートチップシューズやサイドゴアブーツもラインアップ。両者とも、ビズシーンでの活躍はもちろん、休日のスタイリングにも違和感なく溶け込む万能さも見逃せない。
モデル1
端正な顔立ちでオフスタイルにこそ真価を発揮する「ストレートチップシューズ」
ドレス靴の王道たるストレートチップ。ビジネスはもちろん、パーティシーンでもとりわけ存在感を強める1足だが、肉厚なアウトソールや外羽根式の作りが、オフスタイルの活用への門戸を開く。いざ取り入れてみると、なるほど、カジュアルスタイルの良い引き締め役として粋な働きをする。その好例がこちら。
スカジャンのハードなイメージに感じるハードルの高さを、クリーンな白パンで巧妙に中和。さらに、足元へ黒の革靴を合わせることで、グッと大人っぽい印象へ仕上げた。
▲着用アイテム
ストレートチップシューズ17,000円、Vネックカットソー7,500円/ともにナノ・ユニバース、スカジャン42,000円/テーラートーヨー×ナノ・ユニバース、パンツ28,000円/シープラス
モデル2
男らしくもエレガントな見た目に魅了される「サイドゴアブーツ」
王室への献上品がルーツとなるサイドゴアブーツ。脱ぎ履きのしやすい作りは多くの人々に親しまれ、あの坂本龍馬も履いていたとか。漂うエレガントさは、当然ビジネスの場においても頼りになる存在。しかも、ブーツという側面を考えればカジュアル靴としても断然機能する。この秋はこんな装いが気分だ。
オリーブカラーのきれいなスラックスに、アメカジの定番であるデニムジャケットを。その粗野っぽさが醸し出す違和感が全体を新鮮に見せる。さらにサイドゴアブーツを履くことで上級感を上乗せ。
▲着用アイテム
サイドゴアブーツ18,500円/ナノ・ユニバース、デニムジャケット14,000円/リー×ナノ・ユニバース、タートルネック16,500円/ナノ ライブラリー、パンツ28,000円/ベルウィッチ
▼本気6:価格帯はすべて2万円以下。コスパの高さも大満足
上質な素材を使い本格的な作りを志向する革靴となれば、気になるのはやはり価格。しかし、『ナノ・ユニバース』のアイテム群は、なんとアンダー2万円。そんな頼もしい面々について、改めて紹介していこう。
モデル1
ビブラムソール イタリア製 ローファー/17,000円
茶には起毛感の少ないスエード、黒にはシボ感のある表革を採用。アウトソールには歩行時をしっかりサポートするグリップ力に優れたビブラム社製のソールを取り入れることで才色兼備な1足を作り上げた。ゴツいソールとは裏腹に履き心地が軽やかなのもうれしいポイント。
モデル2
ビブラムソール イタリア製 ストレートチップシューズ/17,000円
イタリアの職人の手で仕上げられたストレートチップシューズ。ローファー同様、各色によって素材を変えて仕上げ、アウトソールには堅牢なうえに軽量なビブラム社製のものを採用している。そのため、長時間の歩行でも疲れにくく、永きにわたり愛用可能。
モデル3
ビブラムソール イタリア製 サイドゴアブーツ/18,500円
こちらもまたビブラム社製のアウトソールを採用したイタリアメイドの1足。ブーツタイプの見た目に反し、ライトな履き心地で脱ぎ履きもスムーズ。尖りすぎず、ぼってりしすぎない絶妙なトゥのフォルムが、すっきりとした足元を作り上げる。
『ナノ・ユニバース』の本気がスゴい。これはぜひとも試すべし!
革靴は着用するシーンも場所も選ぶと考えている人はいまだ多い。履き疲れに難色を示す人だっているはずだ。ただ、『ナノ・ユニバース』の1足に足を通せば、これまでの考えが変わるだろう。これからの季節、“革靴”を足元の選択肢にぜひ!
Photo_Keiichi Ito
Styling_Takahiro Takashio
Hair & Make_Michinori Kikuchi
Model_Shogo
Text_Ryo Kikuchi
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※掲載の金額はすべて税抜価格です
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