トレンド真っ只中だからこそ、実力派を。ナンガのダウンジャケットは最高だ
流行のアウトドアコーデにおいてダウンは中核を成す存在だけに、選ぶべきは一線級のブランド。例えば『ナンガ』の1着なら、暖かさも機能性もきっと満足できるはず。
誠実で実用的。最良を求め続ける『ナンガ』のダウンジャケット
アウトドアスタイルが流行をけん引する今季、ダウンは冬の主役としてハズせません。多くのブランドが展開するだけに選択肢は膨大ですが、やはり作りの良さで頭ひとつ抜けているのはダウン一筋の専業ブランドでしょう。なかでも着目したいのが、滋賀を拠点とする実力派『ナンガ』。極上の羽毛を使い国内の工場で作り上げる質実剛健なダウンアウターは、プロの登山家にも指名されるなど品質面はお墨付き。また、無駄な要素を省いたデザインで街着としても高い支持率を誇ります。特に定番の「オーロラダウンジャケット」と「タキビダウンジャケット」はブランド屈指の人気銘柄! 今回は大人に味方するこの2着にフォーカスし、魅力を深掘りします。
見た目はそのままに品質を向上。「オーロラダウンジャケット」が僕らのマスト
『ナンガ』のシグネチャーダウンといえば、オリジナル開発の防水透湿素材“オーロラテックス”を使った高機能な「オーロラダウンジャケット」。本気のアウトドアから街使いまで対応できる万能アウターで、現行品は4代目にあたります。なお、2019年『ナンガ』は展開するすべてのダウンで羽毛の改良を行っており、よりグレードの高いスペイン産の羽毛を新採用。安定感あるデザイン性はそのままに、クオリティ面の向上を実現しました。羽毛の洗浄・精製は従来通り日本の河田フェザー社が手掛け、スペインから届いたダウンを最良の状態へと磨き上げています。
一般的にフィルパワー(羽毛のかさ高性)が600以上で良質な羽毛と定義される中、『ナンガ』が使用するスペイン産ダックダウンは760ものフィルパワーを実現。抜群の保温性を誇ります。また、水の侵入を防ぐ止水ジップにファスナー付き内ポケットなど、ディテールにもしっかりと注力している点も見逃せません。また、ダークトーンのシック顔からアクセント使いできる鮮やかなモデルまで、豊富にカラバリが揃うのも魅力的。まさに、真冬のダウン難民に寄り添う実用的な1着といえるでしょう。
冬の新定番。“TAKIBI”がダウンジャケットの新たな合い言葉になる
「タキビダウンジャケット」も『ナンガ』の根幹を支える定番品の1つ。モデル名の示す通り焚き火での着用を想定したダウンで、火の粉がついても燃えにくいアラミド繊維を取り入れた表地こそが最大の特徴です。さらに、ヘッドランプや手袋といった焚き火時の必需品を合理的に収納できるよう、7つのポケットが配置されています。もともとはキャンパーたちの間で人気だったモデルですが、そのタフさや収納性の高さから街アウターとしてもお馴染みの存在に。ただでさえボリュームの出るダウンコーデ。バッグを背負わず、ハンズフリーで外出したい人にはうってつけでしょう。
こちらも同じく羽毛がスペイン産ダックダウンに今年からアップデートされており、より暖かで気持ちの良い着心地に。ポリエステル×アラミドの表地はマットな風合いで、大人っぽいボトムスとも抜群の相性を発揮します。また、「オーロラダウンジャケット」と同様に着丈はすっきりめなので、もたつきを感じることもありません。多彩にスタンバイするカラバリの中から、自身のスタイルに合う1着を選んでみましょう。
25周年の節目。国産ダウンをけん引する『ナンガ』から目が離せない
今年でブランド設立25周年を迎えながらも、今なお進化し続ける『ナンガ』。節目の年にさらなる品質アップを果たしたダウンジャケットは、大人の冬コーデを暖かく、そして今季らしく彩ってくれます。ちなみに現在、アニバーサリーイヤー限定のシュラフ&ダウンもリリース中なので、今回紹介した二大ダウンジャケットと合わせてオンラインストアをぜひチェックしてみてください!
Text_Satoshi Yamasaki