デキる男の最良の相棒に。見た目も機能もスマートなバッグがある
デキる男の日常にスマートなバッグは必須ですが、見栄えが良いだけでは女房役は務まりません。機能面もフォローするなら、こんな才色兼備なナイロンバッグはどうでしょう。
才色兼備な頼れる相棒。男の秘密兵器が『ペッレ モルビダ』にあった
ビジネスとカジュアルの垣根が低くなっている昨今。多様化が進む時代だからこそ、仕事用バッグ=レザーという固定観念に捉われる必要もなくなってきています。特に近年飛躍的にビズシーンで着用率が高まっているのがナイロンバッグ。軽く機能性に富み、かつ休日使いもしやすいことがその大きな理由。とはいえスポーティな素材ですので、選択を間違えるとビジネスにおいては“場違い”に映る懸念もつきまといます。理想的なのは、ナイロンバッグならではの優れた機能性を享受しながら品行方正な見た目で仕事でも週末でもスマートに持てること。そんな才色兼備なバッグを求める人には、国産ブランドの雄『ペッレ モルビダ』を提案します。
▲着用アイテム
スーツ58,000円/エトネ、ニット10,000円、ネクタイ7,800円/ユニバーサルランゲージ(ユニバーサルランゲージ 渋谷店 TEL:03-3406-1515)、シャツ23,000円/ジャンネット(トヨダトレーディング プレスルーム)、メガネ30,000円/BJ クラシック(オプティカルクレイドル青山店 TEL:03-6418-0577)、その他スタイリスト私物
モノ作りに妥協無し。『ペッレ モルビダ』とはどのようなブランドか
優雅に船旅を嗜むような成熟した大人をターゲットに、2012年に東京で始動したバッグブランド『ペッレ モルビダ』。創設以来、素材からパーツ、縫製まで一貫して日本製にこだわり、目の肥えた大人を満足させる上質なバッグを発信しています。銀座・名古屋・大阪に直営店を持つほか、由緒ある百貨店や人気セレクトショップでも取り扱われるなど、今や定番銘柄としての地位を確立。まだ若いブランドながら、国内バッグ界をリードする存在となっています。なお、『ペッレ モルビダ』といえばオリジナルの姫路産シュリンクレザーを筆頭とした質の高いレザー使いで有名ですが、実は革製バッグ以外も秀作揃い。“デキる男”の心強い味方となるはずです。
上質な見た目で効率的 。「ハイドロフォイル」が機能好きの男に刺さる
『ペッレ モルビダ』を代表する機能派バッグとしてハズせないのが「ハイドロフォイルシリーズ」。海を優雅かつ効率的に進む水中翼船(=ハイドロフォイル)から着想され、ラグジュアリーでありつつ実用性にも長けたデザインとなっているのが最大の特徴です。ビジネスとカジュアルを縦横無尽に横断する大人にとって最良の相棒となる同シリーズを、詳しく解説していきましょう。
ポイント1
素材自体に復元力があるから、毎日のケアもシンプルでOK
「ハイドロフォイルシリーズ」のバッグで表地に使われるのは、福井県の生地メーカー・第一織物社が手掛けた機能素材“ディクロス ソロ”。アウトドアギアにも使用されるこの素材は優れた耐久性&撥水性に加えて高次な復元力を備えており、シワが付きにくいのが強みです。そのため、濡れた時はサッと布ぶきする程度でOK。高密度に織り上げられているため、タフでありながら高級感溢れる光沢を湛えている点も注目です。
ポイント2
素材から、ディテールから、抜群の撥水性能を担保してくれる
止水ファスナーが使用されていたり、持ち手部分にウォータープルーフレザーが使われていたりと水濡れへの配慮が各所に散見されるのも見どころ。前述の通り本体素材の“ディクロス ソロ”そのものも高い撥水性を備えているので、少々の雨ならばまったく苦になりません。デリケートな電子機器を持ち運ぶ機会が多い現代のビジネスマンにとっては、頼もしい限りでしょう。
ポイント3
薄マチながら、収納多数。賢く配置されたポケットは仕分けにも便利
昨今のバッグトレンドである、すっきりと薄マチなデザインの「ハイドロフォイル」。その一方で、充実したポケット数により収納性にもきちんとアプローチしています。ラップトップPCやその周辺機器、さらには紙資料や手回り品までごっそり入れておけるので非常に便利。しかも、内装には“バイオライナー”という消臭素材が使われているため、ニオイが付着しにくくなっています。
ポイント4
雨に濡れた傘も飲みかけのペットボトルも、ターポリンポケットがあれば安心
「ハイドロフォイル」といえば、外側にセットされたターポリンポケットも十八番のディテールです。ご存じの方も多いかと思いますが、ターポリンはテント生地として活用されるほどに防水性が高い素材。つまり、雨に晒された折りたたみ傘や水滴の付いたペットボトルを入れても、内部へ水が浸透することがないんです。
大人のスタイルにもスッと馴染む。三者三様の「ハイドロフォイル」
バックパックにトート、3WAYブリーフなど、「ハイドロフォイル」は大人のニーズに合わせたバリエーションも多彩。コーデサンプルをチェックしながら、自身のスタイルにマッチする一品を探し出しましょう。
▼アイテム1:ミニマルなリュックなら、オン・オフに効率良く品を添えられる
ドレスコードの緩和も手伝い、今やビジネスバッグの新定番として市民権を獲得しつつあるリュック。とりわけ『ペッレ モルビダ』のそれは、大人に似合う品の良い出で立ちでビズコーデに洗練されたイメージをもたらしてくれます。もちろん、休日スタイルの格上げ要員としても重宝すること請け合いです。
モデル1
2019年秋冬の新作は、スポーティさと端正な雰囲気を両得
高密度生地による美麗な光沢感&均整の取れたシルエットを持ち味とする「ハイドロフォイル」のリュックなら、精悍なセットアップコーデにも違和感なくフィットします。さらに、リュック特有の軽快な雰囲気が、装いに若々しさをもたらしてくれるというメリットも。アクティブなビジネスマンにはうってつけのパートナーといえます。
今年の秋冬に仲間入りしたばかりの新顔リュック。「ハイドロフォイル」らしい品行方正さは踏襲しながらも、ジップテープに取り入れたリフレクター素材や引き手部分のホワイトメッキ加工などで、程良くスポーティに昇華しています。なお、『ペッレ モルビダ』のバッグにはブランドアイコンのホイッスルが付属。ブランドコンセプトである船旅を感じさせつつ、チャームとしても良いアクセントとして機能してくれます。
■DATA
W28×H40×D12cm
▲着用アイテム
スーツ68,000円、ネクタイ5,800円/ともにユニバーサルランゲージ(ユニバーサルランゲージ 渋谷店 TEL:03-3406-1515)、シャツ23,000円/ジャンネット(トヨダトレーディング プレスルーム TEL:03-5350-5567)
モデル2
都会的な顔立ちのリュックが、秋冬カジュアルのこなれ感を高める
かっちりしたビジネスコーデはもとより、オフスタイルとの親和性も申し分ない「ハイドロフォイル」。例えば、このような今っぽいストリート系の着こなしとも難なくマッチしてくれます。余計な装飾性を省いたストイックかつ都会的なデザインなので、リュックにありがちな野暮ったさとは無縁。それでいて収納性はしっかり充実しているため、必要なものは一通り詰め込んで行動できます。
シリーズ屈指の売れ筋として君臨する、スクエアフォルムの定番リュック。不要な意匠をそぎ落としたことで、高密度な“ディクロス ソロ”が放つ美しいツヤ感を最大限に引き立てています。外側に3つのポケット、内側には8つのポケットとフック&ペン差しを装備し、仕分け力も実に秀逸!
■DATA
W32×H43×D14cm
▲着用アイテム
ジャケット58,000円、パンツ30,000円/ともにユナイタス(スタディ ショールーム TEL:06-6948-6093)、パーカ19,000円/ア ボンタージ(ブリックレイヤー TEL:03-5734-1098)
▼アイテム2:程良く肩の力を抜いたビジカジスタイルに、トートバッグでモダンさを注入
適度にリラックスしたジャケパンの装いは、ビジカジスタイルの常道。定番の着合わせだけに王道のレザーバッグを合わせても当然サマになりますが、素材感の軽い「ハイドロフォイル」のトートならば、一層モダンな装いに。また、全体的に落ち着いたトーンに徹すると、軽やかな風合いのバッグを取り入れてもシックな印象に仕上げられます。
どんな場面にも対応しやすいミディアムサイズに加え、“ディクロス ソロ”の素材感を生かしたミニマルなデザインのためコーデのテイストも問いません。ブラスト加工→色塗装→フッ素加工と幾重にも工程を重ねたこだわりの金具を使ったり、負担の大きい角の部分を別生地で補強したりと、細かな仕事も『ペッレ モルビダ』ならでは!
■DATA
W48×H31×D12cm
▲着用アイテム
ジャケット33,000円/エトネ、シャツ13,000、ネクタイ7,800円/ともにユニバーサルランゲージ(以上すべてユニバーサルランゲージ 渋谷店 TEL:03-3406-1515)、パンツ21,000円/ブリリア 1949(トヨダトレーディング プレスルーム TEL:03-5350-5567)
▼アイテム3:これ1つあればOK。3WAYブリーフバッグが多様化するビズスタイルを応援
クリエイティブな職種の方なら、ニットにジャケットという普段着感覚なオフィスカジュアルで出勤することもあるでしょう。そんな多様化の時代ですからバッグもマルチに使えるものが重宝。この3WAYバッグはまさに最適解の1つで、ブリーフ・リュック・ショルダーと装いやシーンに応じて自在にスイッチできます。多機能バッグ特有の“ゴチャつき感”とは縁遠い、シンプルデザインも好印象。
リュックにショルダー、そしてブリーフバッグと自由自在にトランスフォームできる作りなので、汎用性は折り紙付き。リュック用ストラップは背面部へ収納でき、ショルダー用ストラップは脱着式となっています。便利な2室構造になっており、荷物の仕分けが容易に行えるのも大きな利点。全方位的に隙がない、完成度の高いマルチバッグです。
■DATA
W42×H29×D12cm
▲着用アイテム
ジャケット69,000円/エルビーエム 1911、タートルネックニット24,000円/フィリッポ デ ローレンティス(ともにトヨダトレーディング プレスルーム TEL:03-5350-5567)、パンツ15,800円/ユニバーサルランゲージ(ユニバーサルランゲージ 渋谷店 TEL:03-3406-1515)
現代社会を駆け抜ける大人の新定番。「ハイドロフォイル」がもう、手放せない
佇まいにきっちりさが求められるビズシーンでも、気負わずにバッグを持ちたいオフシーンでも、最高の一手となってくれる「ハイドロフォイル」。見た目も良し、使っても良しの才色兼備な傑作群は、ビジネスとカジュアルの垣根を超え手放せないMY定番となってくれます。これまで仕事使いのバッグはレザー一辺倒だった……、という人こそぜひ手に取り、そのスタイリッシュさと機能性を味わってみてください。ただし、もう他のバッグに浮気できなくなる可能性があるのでご注意を!
▲着用アイテム
コート78,000円/イーヴォ、シャツ23,000円/ジャンネット(ともにトヨダトレーディング プレスルーム TEL:03-5350-5567)、スーツ58,000円/エトネ、ニット10,000円、ネクタイ7,800円/ユニバーサルランゲージ(ユニバーサルランゲージ 渋谷店 TEL:03-3406-1515)
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※掲載の金額はすべて税抜価格です
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Photo_Shoichi Muramoto
Styling_Eiji Kawasaki
Model_Kenji Kureyama
Hair&Make_Raishiro Yokoyama[Yolken.]
Text_Satoshi Yamasaki