冬だからこそ出番アリ。大人のアクセサリー、センスを上げる4つの選択
アクセが活躍するのは夏だけにあらず。むしろアウターばかりが着目される冬こそ、こなれ感を左右するキーとなります。洗練のシルバーを取り入れ、装いを盤石にしましょう。
アウターに注力しがちな冬こそ、差のつくポイントはアクセ使いにあり!
冬の着こなしにおいて、アウターが主役であることは言うまでもないでしょう。ただその半面、冬はそれ以外のアイテムがおざなりになる時期でもあります。特に意識が薄くなりがちなのがアクセサリーで、肌の露出が多い夏には活用するものの、冬には一転して全然身に着けないという人も多いのでは? しかし、それは非常にもったいない話!
ジャケットやブルゾンなどの袖をロールアップするのは今や基本テクニックですし、室内ではアウターを脱ぐ機会も多いもの。そんなときには腕元や胸元を飾るアクセサリーが、洗練されたムードをアピールするカギとなります。チラッと見えるだけでも格上げ効果は絶大なので、冬も積極投入していくべきなのです。
大人はどんなアクセを選べばいい? 押さえておくべき条件をチェック
では具体的に、どんなポイントを踏まえてアクセサリーを選ぶべきなのでしょうか。冬の着こなしをあか抜けさせるなら、以下の3つの条件を念頭に置いてアイテムをセレクトするのが正解です。
第一に、主張しすぎないミニマルなルックスであること。過度に装飾的なデザインでは普段着に合わせにくいので要注意です。次に、ファッショントレンドとリンクしたデザインであること。例えばストリートやスポーツMIXなど、旬な要素が入ったアクセなら装いの今っぽさを簡単に底上げできます。そして最後に、大人が身に着けるにふさわしい実直な作りであること。安っぽいアクセはコーデそのものをチープに見せてしまうこともあるので、やはり品質にはこだわるべきでしょう。
『ライオンハート』で見つけた。今季的アクセサリー、4つのチョイス
ミニマルなデザイン、トレンド性、しっかりとした作り。上でも述べたこの3つの必須条件をフォローする存在として提案したいのが、日本を代表するシルバーアクセブランド『ライオンハート』です。とりわけ、この冬に展開される4つの旬シリーズはセンスアップ効果大! それぞれが異なった持ち味を備えるこの4シリーズにスポットを当てて魅力を解説するので、自身の冬スタイルに合うものをチョイスしてください。
▼チョイス1:上品な中にさりげなくストリート感の漂うアクセサリー
古くから幸運の証しとされるホースシュー(蹄鉄)をメインモチーフとする人気シリーズ「ラック」は今季、流行のストリートテイストを落とし込んでアイテムを展開。アイコンのホースシューモチーフは引き続き駆使しつつ、ヒップホップ文化の象徴であるタギング(建物の壁に描かれるサイン風の落書き)もさりげなくアイテムに落とし込んでいます。上品でクラシカルなホースシューと、ストリート感の漂うタギング。雰囲気の異なる要素を1つのシリーズ内で共演させることで、今どきな“ラグジュアリーストリート”を表現しました。
アイテム1
ラック リンクネックレス
ネックレストップのモチーフは「ラック」の十八番としてお馴染みのホースシュー。ただし、トップ部分にタギングを施すことで、今季らしいストリートなニュアンスを巧みに注入しています。遊び心をトッピングしながらも、小ぶりで端正なシルエットのために大人カジュアルとも難なくマッチ。チェーンも細身ですっきりとしています。
アイテム2&3
ラック リンクブレスレット&ラック タギングリング
ホースシュー型のシルバーパーツを連ねたチェーンブレスは、程良いボリューム感で腕元から存在感を発揮。ゴツゴツしない丸みのあるシルエットで着け心地にも配慮しています。対するリングはシリーズ名“LUCK”のタギングが施されていてストリート感満点! 凹みの部分にはレジンを流し込んで、文字のアウトラインを際立たせました。リング内側が滑らかな装着感の内甲丸仕上げにするなど、こちらも快適性に配慮しています。それぞれ単品使いでも映えますが、ダブルで投入すればより腕元が華やかに。
▼チョイス2:トレンドのスポーツMIXテイストを表現したネックレス
続いて紹介するネックレスは、『ライオンハート』の中核を担う定番コレクション「フォーギフト」の一角として今季より加わった新シリーズ「スポーツ」から。その名の示す通り旬なスポーツMIXテイストをデザインに投影した、ファッショントレンドと親和性の高いシリーズです。同シリーズ内で共通の特徴となるのはライン(線)のディテールで、これは軽快な疾走感を意識したもの。重たくなりがちな冬の装いを、どこか軽やかに見せてくれます。
アイテム4
槌目 S プレートネックレス
シルバー925製のスクエア型プレートにハンマーで槌目を施した、ハンドクラフト感ある風貌の一品。さらに、燻し加工によって使い込んだような風合いに仕上げています。味わい深い見た目のネックレスながら、ラインのアクセントを加えることでスポーティさもプラス。渋さとトレンド感を好バランスで共存させています。
アイテム5
プレーンS ダブルリングネックレス
小ぶりの指輪型パーツを2つ重ね、それぞれセンターとサイドに深めのラインを刻み込みました。ダブルリングはネックレスの定番モチーフといえますが、ラインが入るとグッと新鮮な面持ちに変化します。そのスポーティさを生かすのなら、アスレジャーコーデの首元に取り入れるのが◎。もちろん、きれいめの装いとも難なくマッチします。
▼チョイス3:都会的スタイルに映えるシンプルモダンなネックレス&リング
着こなしをスマートに彩るモダンなネックレス&リングを打ち出すのは、人気コレクション「フォーギフト」から発信されるもう1つの新シリーズ「ブラッシュ」。そのデザインは、常に新しい施設やビルが立ち並ぶ東京の街からインスピレーションを得ています。どれもシンプルで着用しやすい一方、表面に繊細な研磨目を付けるヘアライン加工によってマットな表情に仕上げており、こなれ感は十分! いつもの着こなしをスタイリッシュなムードへと導きます。
アイテム6&7
ブラッシュ ダブルリングネックレス&ブラッシュ リング
ネックレス、リングとも縁(ふち)部分に段差が付けられており、ミニマルながらも立体的な見栄え。艶消し効果のあるヘアライン加工を全体にあしらいつつ、縁部分だけ光沢が強く出る鏡面仕上げを取り入れることで風合いに緩急を出したのもキモです。ダブルリングトップがあしらわれたネックレスは動くたびにゆらゆらと胸元で揺らぎ、冬の装いの洒脱なアクセントとして機能。リングは指の腹に当たる部分をより細く仕上げているのがポイントで、これによってモダンなイメージと軽い着用感を促進しています。
アイテム8
ブラッシュ プレートネックレス
上の2品と同じく、ヘアライン加工×縁の鏡面加工によるコントラストが見どころ。見慣れた定番デザインであるプレートネックレスに、『ライオンハート』が見事に“らしさ”を吹き込んでいます。ロジウムコーティングによって小傷が目立ちにくくなっているのも「ブラッシュ」シリーズの共通項。ジャケットコーデのようなカチッとした着こなしにも合わせやすいので、多彩なシーンで重宝すること請け合いです。
▼チョイス4:大人のシンプルコーデをワンランク上に導く、ピアスという選択
シルバーアクセの王道といえばネックレス・ブレス・リングですが、洋服を着替えるような感覚で気軽に着け替えられるピアスも、オフスタイルなら第四の選択肢としてアリ! 例えば『ライオンハート』がブランド23周年にちなんで発信する23種類の新作ピアスシリーズは、大人コーデの+1アイテムとして適役です。シティポップをテーマに、80s~90sテイストと現代的センスを融合した逸品群は着こなしに華をもたらす良き相棒となります。しかも、ポスト(耳に開けた穴に通す針の部分)に耐アレルギー性の高いサージカルステンレスを用い、金属アレルギーにもしっかり配慮。アクセサリー専業ブランドらしくデザインと着け心地の両方を追求しています。
アイテム9
スタッズモチーフ G型ピアス
スタッズをモチーフにしたロックテイスト漂うデザインが持ち味のピアスは、男らしいコーディネートと好相性を発揮。シルバー製品は研磨の段階で角が丸まってしまう場合が多く、スタッズのようなトゲトゲしいモチーフは難度が高いのですが、今作は職人の高い技術によってエッジをはっきりと際立たせています。
アイテム10
マリッジリングモチーフ クロッシングピアス
マリッジリングから着想されたデザインは、品行方正なフォルム。縁に入るギザギザとしたミル打ちがグッドアクセントです。このピアスは留め具部分がブランド独自のクロッシング構造となっているのもポイントで、外れにくいうえに耐久性にも優れています。留め具に至るまで徹底注力しているのは『ライオンハート』ならでは。
アイテム11
スクエア型 スタッドピアス
四角と台形という2つのモチーフを重ね合わせて光の乱反射を生み出しており、見る角度によってきらめきが変化するのが魅力的。ロジウムコーティングによってギラつきを抑えていて、悪目立ちする心配とは無縁です。デザイン的にもベーシックで着けやすいため、ピアス初心者にもうってつけ。
『ライオンハート』のアクセサリーで、冬の着こなしがおしゃれに見違える
誰もがアウターに意識を注ぎがちな冬だからこそ、周りと差別化を図るにはアクセサリーでの格上げがこの上なく効果的。生誕23周年を迎え、ますますその感性に磨きを掛ける『ライオンハート』のアイテムなら、周囲とは一味違ったスマートな男を演出するための最高の一手となることでしょう。今回紹介した4つのチョイスは、洗練性を根底に置きながらも、各自で異なった個性を備えているのでシーンや装いに合わせて着け替えるのも一興。「冬こそシルバーアクセ」は、おしゃれな大人の新常識になりそうです。
Text_Satoshi Yamasaki