毎シーズン売り切れ必至の大ヒット作、『西川ダウン』
1566年創業の日本を代表する寝具メーカー『西川』。同社が誇るふかふかの布団に包まる幸せを、日頃から味わえるのが『ナノ・ユニバース』とのコラボにより誕生した『西川ダウン』シリーズである。
『西川』独自のフレッシュアップ加工(R)を施したダウンは、かさ高性に富み、軽量かつ保温性も抜群。メタルギア・ダウンテック技術で体内から発せられる熱を内側に閉じ込め、防菌防臭加工により長く衛生的に着用できる。その上、『ナノ・ユニバース』が都会的な趣にデザイン。暖かく、そして機能的でファッショナブル。まさにダウンの可能性を広げた名作である。これまでもその細かい変更がなされていたが、今回は大きくアップデートを果たし、さらに大人にうれしいアイテムへと変貌したのだ。
7年目のさらなる飛躍。アップデートを遂げたディテールとは?
今回のラインアップには、これまでの経験と実績、そして多くの愛用者たちの意見をもとに、より細部にまで意識を向けた心にくい配慮を落とし込んだ。その一つひとつが、なんとも我々に響くことばかりである。
▼モデル1:不動の人気を誇る「G2ジャケット」
『西川ダウン』を象徴する、大定番で大人気モデルの「G2ジャケット」。武骨なフライトジャケットのG2をデザインベースとしながら、洗練されたルックスに仕上げた『ナノ・ユニバース』らしい1着だ。今季のアップデートでは、見た目や機能に加え、利便性も向上。国産の上質なウールと、軽量かつ強度の高いナイロン素材を用いた2タイプが揃う。
アップデート1寒さからの解放を羽毛量UPとポケット内の生地変更で
同シリーズのウリの1つが、『西川』の信頼を生んできた独自のフレッシュアップ加工(R)によるふんわりダウン。今季は上質なフレンチダウンを採用し、容量も従来比約20%アップ。グレードアップした温もりと軽さを味わえる。また、ポケット裏にフリースを使っているため、いつ手を入れてもほっこり。これなら冬の寒さも怖くない。
アップデート2何げなくさりげなく。だからこそ光るディテールへの配慮
ポケットの開口部は開閉しやすいWジップ仕立て。珍しい仕様ではないけれど、シルエットの自由を生み、さりげないアクセントとしても効果を発揮する。ジップに指や手の甲が当たらないよう配慮されたデザインもうれしい。裏地には、『ナノ・ユニバース』と『西川ダウン』のロゴが幾何学的にあしらわれ、どこか高級感のある佇まいに。
アップデート3便利、快適、スマート。高次元の三位一体!
フードの着脱は過去にも採用されてきた経緯はあるが、接合部分の仕様を今回スナップボタンからファスナーに変更。よりイージー操作が可能になった。しかも、アームホールを立体的に仕上げることで動きやすさを促し、左袖のシガーポケットのマチをなくしたことでスタイリッシュな趣まで手に入れた。
クラシックに呼応し、街にリンクするダウン
山での活用を視野に入れたダウンは、総じて重厚な姿になりやすい。ただ、無駄を省き、洗練を纏ったこの「G2ジャケット」は、実にシック。肉厚なニットとチェック柄のウールパンツに見るクラシカルなスタイルにもすんなり足並みを揃えられる。質実にしてスタイリッシュなその姿は、まさに我々が目指す理想の大人像。
▲着用アイテム
ウールG2ジャケット39,800円/西川ダウン、ハイネックニット17,500円/ナノ ライブラリー、パンツ11,000/グラミチ ×ナノ・ユニバース、ローファー17,000円/ナノ・ユニバース
▼モデル2:スタイリッシュさが光る「カグラジャケット」
「カグラジャケット」は、ブロックキルトでボリュームを抑えた細身のシルエットに、やや短めに設定した着丈で、すっきりとしたスタイリッシュな印象が魅力だ。こちらもナイロンとウールの異なる生地を使用した2型をラインアップ。「G2ジャケット」同様に、取り外せるフードの接合部をスナップボタンからファスナーへ変更し、ポケット口もWジップにするなど使いやすさもひとしお。ロゴを落とし込んだ裏地も、ラグジュアリーさを漂わせる要因になっている。
スマートなダウンがスポーティなスタイルにマッチ
活発な大人は若々しく見え、アグレッシブな姿勢は仕事時にも好印象を生む。「カグラジャケット」は、そんな大人たちを後押しするだろう。エアリー素材で軽量化したシャリ感のあるルックスは、ジャージーボトムスともウマが合う。タートルネックにシャツブルゾンを合わせたことでエレガントさを増せば、都会の街並みにもご覧の通り。
▲着用アイテム
カグラジャケット38,500円/西川ダウン、ブルゾン14,500円、ハイネックカットソー8500円/ともにナノ・ユニバース、パンツ27,000円/ジャブス アルキヴィオ×ナノ・ユニバース
▼モデル3:ワイルドさと華やかさを併せ持つ「アークティックダウン」
ミリタリーアウターをベースとしているだけに、その男らしい姿は多くの大人たちの心をつかんで離さない。タッサー素材を使うことでこれまでより耐久性と撥水性が高まり、増量したダウンとフードのファーが、優れた保温性を確保。ゆったりとしたシルエットは、トレンド感だけでなく我々の身体に安心感を届けてくれる。
いつの時代も理想的な、男らしくもたくましい姿
アウターのおおらかなフォルムや、ボリュームアップしたダウン&ファーが冬の寒さを難なく回避。何より、軍の香り漂う男らしい佇まいは男を上げ、昔馴染みのスウェットシャツとも相性抜群。ジーンズを合わせるのもいいが、より大人っぽくウールのスラックスで品の良さを匂わせたい。
▲着用アイテム
アークティックダウン62,800円/西川ダウン、スウェットシャツ15,000円/レミ レリーフ×ナノ・ユニバース、パンツ27,000円/ジャブス アルキヴィオ×ナノ・ユニバース、シューズ53,000円/アーペントル×パラブーツ
ハイスペックダウンにビジネスダウン。2019年の新作も見逃せない
進化を遂げたお馴染みの面々も気になるところだが、今季の『西川ダウン』には注目株が揃う。それが新たに登場したラインの「フォトグラファー」シリーズと「ウールフーデッドダウン」。これがまた、琴線に触れるアイテムなのだ。
▼モデル4:高性能を備えた「フォトグラファーズ ダウンブルゾン」
フォトグラファーは、アクティブさが求められる職業である。デザインのイメージはまさにそんな彼らの日常着。表地にはストレッチ性に優れた素材を使用し、動きやすく快適な着心地を提供する。さらに裏コーティングを施すことで防寒性を高め、各所には多彩なポケットも装備。しかも、単独でも使える着脱可能なベストが着こなしの幅を大いに広げてくれるのだ。
フォトグラファーのごとく縦横無尽に動き回れる
無難な着こなしをよりセンスフルに仕上げるインナーのワークベスト。その武骨さの緩衝材として合わせたクリーンな白シャツがバランサー役として機能。そこへライン入りパンツを合わせることでトレンド感と動きやすさを手に入れた。
単体としても活躍するベストは、着こなしのアクセントとして、実に気の利いた存在。フィッシャーマンベストをベースに仕上げられているが、オールブラックのクールなデザインだけに土くささは微塵も感じさせない。
▲着用アイテム
フォトグラファーズ ダウンブルゾン52,800円/西川ダウン、シャツ8,800円/ラングラー×ナノ・ユニバース、パンツ12,800円/ウィルラウンジ
▼モデル5:ビジネススタイルでも活躍する「ウールフーデッドダウン」
『西川ダウン』シリーズに新顔として加わったもう1つのモデル、それがこちら。ミドルレングスのコート型は、何より細番手のウールを100%使用したエレガントな表情が魅力。軽快な着心地は、ビジネスの場においても無類の存在感を発揮する。また、その日の気温、気分によってフードを外しながら趣を変えられるのもうれしい。
心許なかったビズシーンのアウターに最高の選択肢
セットアップスーツはビジネスの基本たる濃厚なネイビーだが、内側へラフにカットソーを取り入れたことで、さらりと堅苦しさをいなした。その品行方正さと程良い抜け感を一手に受け止めたのがこちらのダウンコート。エレガントさがスーツとの共存を可能にし、程良いカジュアルさが軽快なスーチングの一助になっている。
▲着用アイテム
ウールフーデットダウン39,800円/西川ダウン、ジャケット24,000円、Tシャツ4,500円、パンツ12,000円/以上ナノ・ユニバース、バッグ76,000円/ダニエル&ボブ×ナノ・ユニバース
実感してほしい。ひと味違う、今年の『西川ダウン』
すでに愛用者の多い人気シリーズ『西川ダウン』は、これまでも十二分に大人たちを満足させてきた。しかし、グレードアップを果たした“定番”とさらなるニーズに応えた“新顔”は、すでに所持している人たちさえ満足させる仕上がりとなっている。今や冬の王道アウターとして、所持はおろか買い替えや複数持ちが当たり前となってきているダウンジャケット。その中において、今季は改めて『西川ダウン』が間違いのない選択肢となる。
Photo_Katsunori Suzuki
Styling_Eiji Kawasaki
Hair & Make_Taichi Yoneo[TUNE]
Model_Shogo
Text_Ryo Kikuchi
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※掲載の金額はすべて税抜価格です
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