髪色だって自分らしく。これが、ビズスタイルの新しいスタンダード
クールビズ、働き方改革といった流れから、スタイルの変化が目覚ましいビズシーン。ファッションの自由化も進む中、ネクストスタンダードとなりうるのが自分らしい髪色だ。
働き方もビジネスファッションも多様化。これからは髪色だって自由に
以前は、スーツに黒髪が大前提だったビズシーン。しかし、クールビズが推奨され、大手の銀行や商社などでもドレスコードを緩和するようになり、ビジネスファッションのカジュアル化が進んでいる。ジャケットのインナーにカットソー、足元はスニーカーといった着こなしも、ここ数年で浸透しつつある。そんな時代だからこそ、もっと髪色も自由に捉えて良いのではなかろうか。固定観念の打破は、きっと自身のイメージアップにつながるはずだ。
自分らしくいられる。大人のための“自然体カラー”に注目
ヘアカラーと聞くと、どうも明るい色を想像し、若い人だけがするものという印象を持っているだろう。しかし、そんなイメージを裏切る、大人のための“自然体カラー”が注目されている。ほんのり明るいナチュラルな色味なら、ビジネスの場でも違和感なく溶け込み、イキイキとした雰囲気や爽やかな印象を後に残す。もちろんオフシーンでもポジティブな効果を発揮。それは、オン・オフ関係なく、自分らしくいられることにもつながる。
装いだけでなく髪色も。ワークスタイルに合わせて変える、おすすめの3色
自分に馴染む髪色なら仕事でも好印象が作れるとなると、その具体例が気になるところ。営業マン、WEBデザイナー、フリーランスライターの3名を引き合いに出しながら、大人におすすめの“ダークアッシュ”、“ナチュラルブラウン”、“マットグレイ”の3色をチェックしていこう。
▼広告代理店で働く営業マンは、“ダークアッシュ”で誠実さと抜け感を両得
企業とのやりとりはもちろん、クリエイティブ職とのつなぎ役としても機能。いわば、ビジネス面とクリエイト面の双方に対応しなくてはいけないのが広告代理店の営業。となれば、誠実さとセンスの双方を兼ね備えたカラーが理想となる。おすすめは“ダークアッシュ”。黒髪ほど重々しくなく、顔の印象を明るく見せるこの色は、全体に洗練された空気をもたらしてくれる。気負いのないオーソドックスなグレーのセットアップにもしっかりアジャストし、インナーへ取り入れたカットソー同様、絶妙な抜け感を作ってくれる。
あらゆる職業の中でも、第一印象での清潔感や誠実さを必須とする営業職。これまでは黒髪が一般的とされてきたが、カジュアル化されたビズスタイルに合わせるならダークアッシュを。落ち着いた色味で清潔感がありながら、透明感やツヤが出るため、黒髪ほど重々しくならず、クリーンさや好印象を獲得できる。デキる営業にふさわしい、クールかつクレバーな印象に。
▼IT企業で働くWEBデザイナーは、“ナチュラルブラウン”で親しみやすさと個性を
WEB上が自身のアイデンティティを表現するステージ。オフィスでの仕事がメインだが、社内はもちろん社外とのやりとりも多く、明るくオープンな雰囲気作りは必要だ。となれば“ナチュラルブラウン”が格好の髪色。やさしい空気と同時にこなれ感を生み出してくれる。シンプルなオフィススタイルに、愛嬌とリラックス感をプラスしたい。
ブラウンの髪色は明るすぎると途端に主張してしまうが、ほんのり明るい自然体な色味なら効果的な色となる。オフィスワーク中心であれば髪の自由度は高まるとはいえ、大人を意識するのであれば自然体に見せたいところ。ナチュラルブラウンはそんな大人に味方する。悪目立ちすることなくマイルドな柔らかさを振りまき、クリエイターとしての存在感を高めてくれるにちがいない。
▼フリーランスライターは、旬な“マットグレイ”でセンスをアピール
ライター、カメラマン、ディレクターなど、フリーランスの職業はフットワークの軽さが求められる。自在に動き回る仕事は、スタイルにおいても自由度は高いが、何でも良いというわけにもいかない。信用を得る知的さとアイデア、それでいてセンスを感じさせる洒脱さはいわば必須。そこに合わせるのは、嫌味なく受け入れられつつもセンスを感じる髪色、軽やかな“マットグレイ”がいいだろう。フットワークの良さを暗に抱かせることができ、カジュアルかつスポーティなコーディネートとの相性もぴったりだ。
場所や服装など、何事にも縛られない働き方であるフリーランスは髪色で自分を演出しやすい職種の1つ。インパクトある髪色で顔を覚えてもらうという選択肢もあるが、自分自身で仕事を掴む必要がある以上、ナチュラルな色味で今っぽさと春らしい軽やかさを手にしてみてはいかがだろう。“マットグレイ”なら、光が当たったときにニュアンスの変化を楽しめる。動きのあるヘアスタイルと相性が良く、カジュアルな仕事着の幅も広がるはず。
自宅で簡単にできる、絶妙な髪色チェンジ
大人としての建前をしっかりキープしながら、時代性も掴む。そんな絶妙なヘアカラーを提案するのが、『リーゼフォーメン』の「ナチュラルカラークリエイター」。なかでも、クールさを漂わせモダンな男をアピールする“ダークアッシュ”、柔らかな空気が好印象を生む“ナチュラルブラウン”、軽やかさが明るい印象を振りまく“マットグレイ”は、普段の個性出しはもちろん、ビズシーンにおいても周囲との良好な関係を生む後押しになる。
ポイント
泡タイプだからムラになりにくい
『リーゼフォーメン』の「ナチュラルカラークリエイター」は、泡で簡単にムラなく染められるのがうれしい。揉み込むだけで濃密泡が密着し、髪の内側までしっかりと浸透、根本や見えないところまで、髪全体をムラなくきれいに染められる。液ダレや飛び散りも気にならない。
もっと自分らしく。髪色ももっと自由に
働き方が多様化する今、働くときの出で立ちもターニングポイントにある。ノータイはもちろんのこと、シャツがカットソーとなり、スニーカーが許容される世の中だ。となれば、大人=黒髪という固定観念も取り払われてしかるべき。むしろ、明るい、爽やか、やさしいといった印象を与えやすい自然体なヘアカラーがビジネスの後押しになるかもしれない。そう考えると、何だか楽しくなってくるはずだ。だからこそ、声高に言いたい。大人にこそ、ヘアカラーを!
▲着用アイテム(ダークアッシュ)
ジャケット88,000円、パンツ43,000円/ともにカズキナガヤマ(スタジオ ファブワーク TEL:03-6438-9575)、Tシャツ5,800円/ティージー オーセンティック クラシック(クレセントグース TEL:022-213-2805)、リュック11,000円/ヴァリジスタ グローバル スタジオ×アン クール(アースマーケティング TEL:03-5638-9771)、その他 スタイリスト私物
▲着用アイテム(ナチュラルブラウン)
ニット30,000円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー TEL:03-5784-1238)、シャツ12,800円/ウィーク(シーアトリエ TEL:06-6536-3237)、パンツ25,000円/バーンストーマー(HEMT PR TEL:03-6721-0882)
▲着用アイテム(マットグレイ)
コーチジャケット13,000円、パンツ10,000円/ともにチャンピオン(チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ TEL:03-5962-7600)、その他 スタイリスト私物
Photo_Katsunori Suzuki
Styling_Eiji Kawasaki
Hair & Make_Masayuki Manabe,Takuya Inoue[apish AOYAMA]
Model_Yuto Otaki,Naoto Niino,Genki Kato
Text_Ryo Kikuchi
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※掲載の金額はすべて税抜価格です
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