
厳しい寒さも何のその。ジャクリのポータブル電源が、冬の屋外を盛り上げる
昨今のキャンプには電源のあるサイトが常識ですが、ポータブル電源を取り入れれば便利さに加えて開放感も同時に味わえます。特に“冬キャン”において抜群の存在感を発揮!
もはや外遊びの必需品。ポータブル電源とは、何ものだ?
「キャンプは不便さを楽しむもの」というのは、今や古い考えかもしれません。今どきのキャンプでは、野山で自宅の庭のように遊んだり、ラグジュアリーなリゾートホテルのようにリラックスしてくつろいだりするのもまた一興。火起こしが上手くいかない……、などとストレスを強いられるのではなく、都会の暮らしをそっくりそのまま移動させたようなおしゃれなキャンプが人気なんです。
そうなると、キャンプサイトにはいつも使っている電化製品を持ち込みたいですよね。電源のあるサイトに宿泊できれば簡単ですが、今は空前のキャンプブーム。週末の電源サイトは予約困難なこともしばしばです。フリーサイトなら比較的容易に押さえられるでしょうが、それも「電源がないから」と諦めてしまうのはもったいないもの。そんなとき活躍するのが、ポータブル電源。これさえあれば、どんなフリーサイトでも快適なキャンプが楽しめるんです。
一般的なポータブル電源は、大きく2種類に大別できます。それはAC(交流電圧)が使えるタイプと、使えないタイプです。少し踏み込んだ話になりますが、ACの中でも「正弦波」と呼ばれる家庭用のコンセントに流れている電気に対応したポータブル電源があれば、電力量の範囲内でさまざまな電化製品が使えます。スマホの充電はもちろん、調理家電やテレビ、パソコンなどもガンガン充電できるため、キャンプの過ごし方が大きく変わることでしょう。快適なレジャーのためには、「正弦波」が使えるポータブル電源を選ぶことをお忘れなく!
便利な使い方を紹介。ポータブル電源があれば、アウトドアはこんなに楽しい!
実際に、キャンプ場にポータブル電源を持ち込むことでどのようなことが可能になるのでしょう? アウトドアの本場である米国発の『ジャクリ』、その中でも取り回しのしやすさと出力のバランスが良い「Jackery ポータブル電源 700」を例に、具体的な使用例をご紹介していきます。
使い方1
仲間のスマートフォン、タブレットやゲーム機など各種デジモノをまとめて充電できる!
キャンプ場までの道案内はもちろん、サイトでテントの立て方を確認したり、買い出しに近所のスーパーマーケットを検索したり……。周辺の観光ガイドなどにも、スマホは大活躍。しかし、これだけ使うとなると電池残量が心配になってきます。フィールドで車のエンジンをかけてスマホを充電する、という手段もありますが、周りの迷惑にもなりかねません。そこで大容量のポータブル電源の出番。仲間のスマホやタブレットも、まとめて充電できてしまいます。画像のようにUSB-C端子付きのポータブル電源なら、ゲーム機だって接続OK。これならACアダプタを忘れても安心ですね。
使い方2
テレビやDVDプレーヤー、プロジェクターをつなげば自宅のようなくつろぎ空間を演出可能
家庭用ACと同じ「正弦波」が出力できるポータブル電源なら、テレビやDVDプレーヤーなどほとんどのAV機器が接続可能です。電池式の小型テレビやスピーカーユニットなども一日中使えますし、夜はテント内で映画を見たり、昼間撮影した動画を流したりすることもできます。仲間内のキャンプはもちろん、ファミリーキャンプの夜の過ごし方も変わるはずです。
少々大がかりになりますが、ポータブルプロジェクターを用いることで、映像を投影しての上映会も楽しめます。ポールを2本立てて間に白布を張れば、即席のスクリーンも簡単に設置可能。プロジェクターにスマホをつないでお好みの映像を。迫力のスクリーンで見る映画は格別です!
使い方3
ビデオカメラやドローンなど、屋外アクティビティにうれしいデジモノも繰り返し充電
最近人気のアクションカメラやドローンは屋外で大活躍してくれる半面、電池の減りが早いのが玉にキズ。もしあなたがパパなら、フィールドで子供たちとの思い出を映像に収めるビデオカメラの充電がなくなってしまったら残念ですよね。そんなときもポータブル電源が1台あれば、充電を気にすることなく思いっきり楽しめます。「一日ぐらいなら」と思っても、気温の低い冬場は電化製品の充電の減りが早いもの。備えあれば憂いなし、でしょう。
使い方4
厳寒のキャンプ場でも、暖房器具を安全に気兼ねなく使える!
寒風にさらされる冬キャンプは、いかに暖かく過ごせるかが楽しむためのカギ。特に初心者の方や子供は寒過ぎると、「二度と冬キャンプには行かない!」となってしまうかもしれません。そのため、ポータブル電源の電力内で使える小型のヒーターや電気毛布を持参することをおすすめします。電気毛布はひざ掛けとしてはもちろん、就寝時にも使えるので、寒い時期のキャンプでは必需品です!
使い方5
調理の幅が広がる! 調理家電をつなげば、いつものBBQも本格的に
キャンプ飯やBBQでは炭火や焚き火で調理するのが一般的ですし、ガスバーナーも使えますが、やっぱり電気を使う調理器具は簡単で便利ですよね。飯盒炊爨を楽しむのも良いのですが、ご飯ぐらいは炊飯器で炊いて保温しておけば、おかわりするときも温かいままのお米が食べられます。翌朝用にタイマーセットしておくのも便利ですよね。他にもトースターやブレンダーなどを持ち込めば調理の幅も広がって、思いっきり腕が振るえますよ!
見た目も機能もGOOD。人気ポータブル電源ブランド『ジャクリ』が冬キャンプに味方する
現在のキャンプブーム以前から、ポータブル電源にはさまざまなブランドが存在しています。しかしせっかく高額なポータブル電源を手に入れるからには、信頼性や耐久性にはこだわりたいところ。フィールドに持ち出しても現地で急に故障しては、せっかくのキャンプも台無しです。仲間内からブーイング、家族からは白い目で見られるかも……。
そこでおすすめしたいのが、ポータブル電源専業ブランドとして信頼性の高い『Jackery(ジャクリ)』です。2012年、アメリカのIT企業が多く集まるシリコンバレーにて設立された同ブランド。大手コンピューターメーカーのバッテリーエンジニアが開発に携わることで、2015年に世界初のリチウムポータブル電源を開発しました。内蔵されているリチウムイオン電池も世界有数のバッテリーメーカー製であり、世界中の企業に提供されているものです。そのため信頼性の高さはピカイチなのです。
『ジャクリ』のポータブル電源は電力の供給容量によってサイズがあり、モデルによって少々仕様が異なります。しかし、どれも正弦波AC、DC(USB端子)、DC12V(シガーソケット)を搭載している優れもの。充電は家庭用ACだけでなく、以下で紹介する通り車載DC12Vからでも可能なので、アウトドアに持ち出すなら車で充電しながら現地に向かうことができます。では、その主な3機種についてご紹介しましょう。
容量と使い勝手のバランスで選ぶなら
『ジャクリ』Jackery ポータブル電源 700
先ほどご紹介した、ポータブル電源の使い方で登場したのがこちら。定格出力500W、700Whというバランスに優れたモデルです。以下に紹介する「Jackery ポータブル電源 1000」には及ばないもののスマホなら約60回以上、サーキュレーターも30時間は回せる電力を供給してくれます。AC出力は2口、USB端子はUSB-Aを3口用意。車載シガーソケットのDC12Vにも対応しています。
大人数、複数日にわたるキャンプにも対応
『ジャクリ』Jackery ポータブル電源 1000
定格出力1,000W、1,002Whという大容量のモデルは、一般的なスマホなら約100回、電気毛布なら13時間使うことができます。高出力の家電にも対応できるので、1,000Wh以下の温風ヒーターや暖房器具も問題なく使えるんです。AC出力は3口、USB端子はUSB-A2口のほかUSB-Cは2口を備えているので、タブレットやスマホの充電もケーブルだけでOKです。
日帰りのレジャーならこれで十分
『ジャクリ』Jackery ポータブル電源 400
より小型で軽量な定格出力200W、400Whのモデル。こちらでも一泊のキャンプで使うスマホやPC、小型家電の電力供給には十分です。高出力な家電に頼りたい真冬は置いておいても、3シーズンの活躍が見込めるでしょう。AC出力1口、USB端子はUSB-Aを2口。車載シガーソケットDC12Vにも対応します。
アウトドアシーンの心強い相棒。『ジャクリ』があれば、こんなときも安心!
ポータブル電源の用途や『ジャクリ』の人気モデルを知って、これまでよりもっと楽しいキャンプをイメージできるようになったはず。もっと使い道を知りたいという方のために、その有用性をもう少しご紹介しましょう。
これ、つなげる……? の心配も無用。AC、DC、一部モデルではUSB-Cにも対応
『ジャクリ』のすべての端子は、使いやすいよう前面配置されています。これによりケーブルが各方面に散らばることなく、省スペースを実現してくれているんです。加えて、正面中央の液晶パネルには、充電時の電力量や、使用電力量、ポータブル電源の充電量も表示。あとどれぐらい使えるのか、一目でわかるので便利ですよね。なお、こちらは「Jackery ポータブル電源 700」。
出先のバッテリー切れも慌てない。シガーソケットやソーラーパネルから給電が可能
『ジャクリ』のポータブル電源は、どれも車載DC(シガーソケット)からの充電が可能です。前日に充電し忘れていたり、持ち出してみたら思っていたより充電量が少なかったり……、なんて場合でも大丈夫。行きの車のシガーソケットで充電しながら、フィールドに向かえるんですから。
『ジャクリ』には、オプションで専用のソーラーパネルが用意されています。これさえあれば、フィールドに駐車した車のエンジンをかけたまま充電したり、周囲に排ガスを撒き散らしたりする必要もないのです。ちなみにソーラーパネルでポータブル電源を充電する場合、先程のモデル「Jackery ポータブル電源 1000」なら約17時間で満充電となります。『ジャクリ』ではソーラーパネルとポータブル電源のお得なセットも販売されているので、気になったならぜひチェックを。
一家に一台、あれば安心。災害時には非常用電源として活躍してくれる
実は今、ポータブル電源が注目されているのはキャンプばかりではないのです。急な停電や、災害時など、非常用電源として常備しておくことが望ましいとされています。これまでにない規模の地震やゲリラ豪雨、強風などの被害が日本各地で報告されたり、想定されている現在。一家に一台、ポータブル電源を用意しておくのは、近い将来の常識となるかもしれません。
備えあれば憂いなし。持ってて良かったを実感できる『ジャクリ』のポータブル電源
キャンプなどアウトドアでの使用だけでなく、ご家庭の非常用電源としてポータブル電源が注目されている中で、信頼の置けるポータブル電源を用意しておくことは安心を購入するのと同義です。ここには記載できませんでしたが、他にも自宅の庭など電源が場所で電動ドライバーを使ったり、車の清掃用に高圧洗浄機やクリーナーを使ったりと、あらゆるところでポータブル電源は活躍します。どうせ手に入れるなら、間違いのないブランドを。『ジャクリ』のそれは、確実に“備えあれば憂いなし”となる逸品となるはずです。
Photo_Hiroyuki Matsuzaki
Stylling_Mariko Kawada
Edit&Text_Yasuyuki Ikeda[04]