
デジモノ、でも限りなくクラシカル。スカーゲンの“ハイブリッド”はデザインも抜かりない
デンマーク発のミニマルデザインで、北欧ウォッチの人気を牽引している『スカーゲン』。スタイリッシュさはそのままに、先進的なスマートさを楽しめる新作が登場しました。
これぞ最適解。『スカーゲン』からアナログとデジタルの間を行く傑作が登場
自宅でこれまでの生活週間を見つめ直す時間も増え、健康管理やアクティビティに関して興味関心が高まっている昨今。そんな時流もあり、また人気を集めてきているのがスマートウォッチです。同アイテムの基本的な機能として挙げられるのが、メールや電話の着信、及び各種SNSの通知であったり、消費カロリーや移動距離を記録したりできるアクティビティトラッキング機能。いずれも現代においては便利な機能ばかりですが、デジタルガジェット感あるルックスが着こなしに馴染まなかったり、毎日の充電が面倒だったり……、という理由で距離を置いている人も多いのではないでしょうか。
そんな人にこそおすすめなのが、アナログ時計とスマウォのいいとこ取りを実現した“ハイブリッドスマートウォッチ”です。同アイテムは時分針による計時を行いつつ、スマホに来た通知を振動により知らせてくれる優れもの。消費電力も控えめで、数日間に渡るロングライフを誇るものもあります。
一方で、タッチスクリーン式に慣れた人からすると文字盤上で確認できる情報が少なく感じることもあるでしょう。そんな悩みを解決してくれたのが、ミニマルなデンマークデザインで北欧ウォッチトレンドの立て役者として知られる『スカーゲン』。その人気モデルの1つである「ヨーン」から、新作としてこのたび「ヨーン ハイブリッドHRスマートウォッチ」がリリースされました。同モデルはアナログ針による計時に加え、文字盤にE-Ink方式の電子ペーパーディスプレイを装備した“半デジタル”な一品。アナログなルックスとデジタル表示による情報量を両立した今モデルを、デザインと機能、両方の観点から掘り下げてみましょう。
アナログでもあり、デジタルでもある。そもそもハイブリッドHRって何モノだ?
そのルックスは、見慣れた3針を備えたいかにもなアナログ時計。しかし、「ヨーン ハイブリッドHRスマートウォッチ」は文字盤センター部にディスプレイを持ち、各種通知、天気予報、タイマー、アラーム、心拍など、さまざまな情報を視覚的に表示できます。そのディスプレイも、先に挙げたようにE-Ink方式の電子ペーパーディスプレイを使用。これによりディスプレイ部分はデジタルガジェットとは思えないマットな質感を実現しており、細めのバーインデックスとペンシル針による伝統的な『スカーゲン』のデザインを邪魔せずに、スマートウォッチの旨味を存分に味わえる仕様となっています。ハイブリッドスマートウォッチの良いところは生かしつつ、各種通知はスマホを取り出さず腕元でいち早く確認できる。それがこの、“ハイブリッドHRスマートウォッチ”なのです。
健康への意識がこれまでになく高まっている中、心拍数や運動量を24時間計測しスマホで閲覧できる機能は、ヘルスケアにおいて非常に有効です。ワークアウトの自動検出や、友達とアクティビティの進捗状態を競うフィットネスチャレンジ機能など、アプリ上で楽しみながらトレーニングを行うための機能も実装。運動不足解消のキーアイテムとして、また、なかなか会えない友人とコネクトして一緒にフィットネスを楽しむなどトレーニングのモチベーションアップにも貢献してくれそうです。
もちろん健康分野だけではなく、メールの内容をディスプレイ上で読んだり、電話の着信相手を教えてくれたりする通知機能も便利です。また、ボタンを自由にカスタマイズでき、自分だけの使いやすい1本に仕上げられるのも魅力です。そんな高機能ぶりを誇りながら、気になるバッテリーライフは1回の充電でなんと約2週間! そのうえ、わずか50分で80%もの急速充電できるのはかなり実用的です。
▼細かな好みにも対応。バリエの手抜かりなさも、『スカーゲン』ならでは
左から[SKT3000]、[SKT3001]、[SKT3002]
デザインも機能の1つと考える『スカーゲン』を選ぶメリットに、バリエーションの豊富さも挙げられます。今回の新作もカラーリングの違いだけではなく、ストラップの素材に合わせケースの仕上げも変えるというこだわりが。左の「SKT3000」は、上質な革を使用しつつ、肌に当たる面にシリコンを配置することで着け心地にも担保したレザーストラップモデル。そんな大人っぽい素材に合わせて、ケースは高級感抜群のポリッシュ仕上げとなっています。真ん中の「SKT3001」は『スカーゲン』ではお馴染みのメッシュ風の見た目を採用していますが、実際はシリコンを使用しておりややカジュアルなテイストに。それにマッチした、マットブラックのケースが印象的です。繊細なメッシュブレスをセットした右の「SKT3002」は往年の『スカーゲン』らしいミニマルなマッチングが特徴的で、オン・オフを問わず合わせやすい汎用性が魅力です。ちなみに、レディース用に38mmケースも用意されています。こちらは手首の細い男性にもおすすめです。
“スマウォ”難民の答えとなるか。長く愛せる“ハイブリッド”を『スカーゲン』で
シーンやコーデを問わない、北欧デザインのコードに則った『スカーゲン』のアナログウォッチ。そのルックスを踏襲しつつスマートウォッチの主要機能を搭載したこの最新モデルは、便利機能に心惹かれながらもデザインや操作が難しそう……、と二の足を踏んでいた “スマウォ”選びに悩む我々の救世主的な存在となってくれます。『スカーゲン』のアナログウォッチファンはもちろん、すでにスマウォユーザーであるという人にもチェックしてほしいデザインと機能性を実現させたモデル。それが「ヨーン ハイブリッドHRスマートウォッチ」なのです。
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※掲載の金額はすべて税抜価格です
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Text_Fumihiro Natsume