
2021年のダイバーズは“色挿し”が鍵。ティソの名作シースターを、この夏どう着けこなす?
シンプルな夏スタイルと好相性なダイバーズウォッチ。同ジャンルをより効果的に着こなしに取り入れたいなら、今年はこんな “色挿し”はいかがでしょうか?
もはや“当たり前”となったダイバーズウォッチ。マンネリの突破口は、色にあり
ここ数年の時計シーン、ダイバーズウォッチはその中核を担う存在としてシェアを広げつつあります。かつては持ち前のスポーツ色の強さから趣味性の高いオフタイム用という立ち位置だった同ジャンル。しかし、国内外のファッショニスタがカジュアル&ドレスコーデの仕上げとして腕元に巻き始めたことが追い風となり、トレンドの最前線に急浮上しているんです。ただ、これだけ浸透していると選びによってはマンネリ感が漂うのも事実。ダイバーズウォッチに惹かれてはいるものの、周囲とのカブりも気になり食指が動かない……。そんな方も少なくないのではないでしょうか。ですが、諦めてしまうのは早計。停滞ムードを打ち破る一手として、気持ちもアガる“カラー”を取り入れたダイバーズウォッチをご紹介しましょう。
定番ゆえに安心して遊べる。「ティソ シースター」って、何モノだ?
とはいえ、闇雲に見た目だけのダイバーズウォッチに手を出すのは考えもの。色で遊びを落とし込んでいるだけに、モノによってはチープに傾く危険性をはらんでいます。となると選ぶべきは、確かなクオリティを約束する名門の1本。とりわけ筆者が今おすすめしたいのが、歴史的背景も実績も申し分のないスイス発の実力派『ティソ(TISSOT)』の主力コレクションに位置する「ティソ シースター」です。実はこの夏、日本限定モデルのグリーンを含む多彩なカラーが出揃ったところ。ダイバーズの色で遊ぶなら、ここが“買いどき”といっても過言ではありません。
腕時計好きには釈迦に説法でしょうが、『ティソ』は防水・防塵設計の時計の製造にいち早く着手したメーカーであることに加え、1930年には世界初の耐磁性腕時計「ティソ アンチマグネティーク」を開発するなど、時計史においてエポックメイキングな名作を数多く輩出してきた名門として知られているブランド。そんな数々のイノベーションを軸に1950年代に誕生したダイバーズウォッチこそが、「ティソ シースター」です。現在リリースされているのは同作の名を受け継いだものとなりますが、スポーツテイストとエレガントさを兼備する普遍的な美しさは当時のまま。歴史に根差したそのブレない軸足があるからこそ、多彩な色使いさえもが洒落者の遊びとして映るというわけです。
ロジカルに合わせるべし。色挿し「ティソ シースター」3種の2021年夏着こなし実例集
そんな魅力満載の「ティソ シースター」ですが、ここからはラインアップされたカラーダイバーズを“色挿し”で取り入れた際のメリットを見ていきます。実際に着こなしに落とし込むことで、どんな相乗効果を生み出すのでしょう? そして、その魅力を生かすための留意点とは? 旬のグリーン、定番のブルー、そしてさりげないベゼルでの色挿しと、カテゴリ別に検証していきます。
▼次世代のカラートレンド。グリーンフェイス攻略の鍵はアースカラーにあり
4月にオンライン開催された腕時計の見本市「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2021」。時計業界の動向を示す同イベントでも、“グリーン”を採用したモデルが多数お披露目されていました。今年は『ティソ』の「ティソ シースター」コレクションにおいても、「ティソ シースター 1000 オートマティック」、「ティソ シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」の両モデルに同色が採用されています。
すっかり浸透したブルー文字盤などと比較すると少々難易度が高く思われがちですが、コーデにおける攻略法は意外と簡単。特に「ティソ シースター」に採用されている深めのグリーンは、色の系統が近いアースカラーと合わせることであくまで大人っぽく落ち着いた印象に誘導することが可能です。
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3針モデルの端正さが引き立つベージュなら、グリーンダイヤルもよく映える
まずは、「ティソ シースター 1000 オートマティック」を見ていきましょう。同モデルはご覧の通り、ダイバーズウォッチでありながら3針ならではの端正さを十分に印象付けられる仕上がり。その顔立ちにグリーンが乗ることで、クリーンさと落ち着き感が同居する腕元を演出してくれます。この大人っぽさを担保してくれるのが、着こなしに取り入れたライトベージュです。
ライトベージュを取り入れる服としてここで選択したのは、ニットポロとカーディガンの同色レイヤード。アンサンブル感覚で着こなすことで、単品よりも品の良さを増幅させる効果が見込めます。ニットの素材感とマイルドな配色によって、グリーン文字盤のアクセント効果が高まるのは言わずもがな。ダイバーズの力強さがちょうどいい塩梅で中和され、男らしくもエレガントな腕元をアピールすることが可能です。
腕に巻いたのは、直営ブティック及びオンラインストアでのみ販売されている「ティソ シースター 1000 オートマティック」の日本限定セットです。メタルブレス装着した同モデルと、替えのラバーストラップを特別ケースに同梱。付け替えによって、シーンに合わせた印象変化が楽しめるんです。腕時計自体は主張ある直径43mmケースに、3針とデイト表示のみを採用したグリーンの文字盤を合わせたオーセンティックな出で立ちのダイバーズ。しかし、ケースバックはダイバーズモデルとしては比較的珍しいシースルー仕様となっており、最長80時間のパワーリザーブを可能にした高精度キャリバーを鑑賞することができます。
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ミリタリー感あるカーキシャツで、グリーンクロノのタフさを増幅
お次は、同じグリーン文字盤でもよりスポーティな印象が強い「ティソ シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」のパターン。3針モデルと比べてやや大きなケースサイズが、クロノグラフ特有のタフさを強調するデザインとなっています。それゆえに男らしい佇まいと親和性が高く、メンズファッションにおいて重要な立ち位置にあるミリタリーテイストを取り入れたスタイリングにもばっちり馴染みます。また、シャツのライトカーキは腕時計のグリーン文字盤と美しいグラデーションを描き、着こなしに奥行きを醸成。ファティーグシャツっぽい骨太さもクロノグラフともマッチし、腕時計をちょっぴり武骨に引き立ててくれます。
また、そんなシャツをあえての袖まくりで羽織ることで腕時計が鎮座するタフな腕元がより一層強調されて見える効果も見込めます。加えてインナーのシャツは黒Tシャツでベゼルの配色を拾ってあげるとコーデ全体がまとまりやすく、こなれた印象に。仕上げといわんばかりに上記自動巻きモデルでも相性を実証したライトベージュのパンツを合わせれば、季節感も十分に訴求できます。
「ティソ シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」は、ケースサイズは直径45.5mmと迫力満点ながら逆回転防止ベゼルにアルミニウムを採用することで軽量化を実現。同時に対傷性能も強化しつつ、往年のダイバーズウォッチを思わせる温かみも表現しています。グリーンの文字盤は、「ティソ シースター 1000 オートマティック」と同様に中央部から周囲に向かってグラデーションを描いたデザイン。ムーブメントには電池切れ警告機能付きのクォーツムーブメントを採用しており、信頼性を高めた設計となっています。
▼ビズにもぴったりのブルーフェイスは、モノトーンとの掛け合わせがデキを左右する
次なるお題は、ブルー文字盤を取り入れた「ティソ シースター」とのこなし方。ブルーはすでに、カラーウォッチの定番として定着している配色です。総じて清々しさやスタイリッシュな印象があり、取り入れ方によっては誠実さも感じさせる色といえるでしょう。しかも、「ティソ シースター」の文字盤は周囲が深海を思わせる漆黒に近いディープブルー。そこからセンターに向かってトーンが明るくなる、ブルーグラデを描いているのが特徴です。ゆえにブルーとはいえ軽い印象に傾きすぎず、大人らしさもしっかり担保できます。そんな独特なブルーグラデが引き立つ合わせはいくつか考えられますが、夏らしく装うのであれば、白・グレー・黒を用いるモノトーンコーデが狙い目。ブルーの爽快感を後押ししながら、ともすればカジュアル色が出がちなブルーを都会的な印象に導いてくれるので、ビズ対応における頼り甲斐も十分です。
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ブルーとグレーのマリアージュで、都会的かつ涼しげな夏ビズコーデに
まずは、ブルーダイヤルの「ティソ シースター 1000 オートマティック」を見てみましょう。形状から力強さを、カラーから端正さを演出するルックスゆえに、ビズシーンではその持ち味を生かしたいところ。そこでぜひ合わせてみてほしいのが、ライトグレーのテーラードジャケットです。ブルーグレーという色が存在するように、実は青とグレーは相性が良い配色。ジャケットに都会的な印象のグレーを持ってくることで、ブルーの爽快感はそのままに腕時計のスタイリッシュさが底上げされて見えるのがわかるはずです。
グレージャケットに対し、パンツとシャツはブラックで統一。ベゼルの配色とリンクさせることでコーデ全体の統一感が生まれます。また、コーデ全体の色数を減らすことで、ブルーダイヤルをより印象的に見せることに成功している点にも注目したいところ。ブルーという新鮮味のある色を嫌味なく取り入られるのも、モノトーンコーデの良いところといえます。ビズシーンでは従来、黒文字盤か白文字盤を選ぶのが安全牌とされてきたからこそ、こんなカラーマッチで登場すれば洒落感もひとしお。新しいことに挑戦し、それを良い塩梅でまとめ上げる力量も印象付けられるかもしれませんよ。
ブルーに染まったダイヤルは、中心から外周に向かって太陽光のような筋目模様を施したサンレイ仕上げ。ブルーの濃淡を表現したグラデーションも良く映え、ダイバーズウォッチとしては極めて上品なタイムピースに仕上がっています。なお、夏のビズスタイルにおいては鉄板のメタルブレスではなく、ラバーストラップというのもユニーク。ベゼルの黒とリンクすることでプロダクトとして統一感が出ているだけでなく、装飾を抑えたデザインのストラップゆえに遊びが過ぎることはありません。多様化が進むオンシーンにおいては、むしろ効果的な選択肢として生きてきます。
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シンプルに徹した白のグラフィックTが、ブルーダイヤルの爽快感を後押しする
「ティソ シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」の場合は、大径を生かしてブルーのダイヤルカラーが一段と印象的に見えるコーデを狙うのも1つの手。この場合、有効なのは同じモノトーンでも引き算的なアプローチです。例えば画像のように、深いブルーグラデのダイヤルを引き立てる白Tシャツを軸にジーンズを合わせたシンプルスタイル。物足りない印象にならないよう、グラフィックTを選択するのも良いでしょう。しかもプリント自体がベゼルやストラップとリンクした黒なら、コーデがゴチャついた見え方にならず、あくまで大人感を保てます。
ジーンズには引き締め効果が期待できるブラックを選択し、間延びした印象を回避。同時に、クロノグラフ由来の力強さをさりげなくアシストしています。ちなみにブラックジーンズの中でも色落ちが強く出た1本を選ぶことで、ブルーグラデーションダイヤルとのシンクロ感も出せて一石二鳥。着こなしをより軽快に見せられるはずです。
30分間積算計、1/10クロノグラフ秒針、スモールセコンドといったサブダイヤルを搭載。スモールセコンドには蓄光塗料を施し、同じく白に染まったインデックスが、ブルーグラデーションのダイヤルと清々しいコントラストを描き出しています。また、上記3針モデル同様にこの1本ではラバーストラップを使用。ただでさえスポーティなクロノグラフにおいては、重厚さを払拭するアクティブな要素となってくれることでしょう。
▼“ベゼル挿し”は、着こなしでさりげなく色を拾うのが洒落者への近道
カラーダイバーズにおける腕元の色挿しテクは、文字盤の配色に限った話ではありません。「ティソ シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」には、ベゼルリングに鮮やかな色を用いたタイムピースも存在します。同モデルは黒文字盤とのコントラストが際立つ、ツートーンカラーをベゼルに採用しているのが特徴。ダイヤル全体に色を取り入れた腕時計と比べると、よりさりげない色挿しを可能としてくれます。しかし、カラーの面積が少ない分、ここまでのように主役使いすると佇まいの中で埋もれてしまいがち。スタイリングにおいてより効果的に取り入れたいなら、ウェアで色を拾いベゼルのカラーを強調してあげるのが着こなし巧者への近道となります。
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インナーとベゼルのカラーリンクが、洒落者を印象付ける近道に
ベゼルに赤をポイント使いした「ティソ シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」を、コーデに取り入れるときの好サンプルがこちら。スタイリングの軸となるのは、ボルドーカラーのロンTと、トレンドでもあるアウトドアテイストを主張するアウトドアベストによるレイヤードです。ベストでボルドーの面積を調整しつつ、ベゼルに赤を落とし込んだ腕時計とリンクさせることで両者の主張をいなしつつ巧みなMIX感を演出。お互いがお互いを引き立て合いながらも、着こなし全体に統一感を生み出しています。
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ストライプシャツに漂う清涼感を、ベゼルブルー挿しでさりげなくアシスト
今度は、ベゼルカラーにブルーを用いた「ティソ シースター 1000 クォーツ クロノグラフ」の場合。ただわかりやすくシャツでベゼルの色を拾うのではなく、ストライプの一部にブルーを用いたシャツでリンクしているのがポイント。腕時計にもシャツにもブルーを引き締める役割を担う色が存在しているので、清涼感とともに都会的な印象を感じる着こなしに落とし込めます。シャツのストライプは3色で構成されていますが、実は腕時計の配色も文字盤の黒と指針&インデックスの白を合わせると3色構成。こういった色数合わせまで徹底するのも、センス良く見せるうえでは有効なテクニックだったりします。
より重厚な本格派をお探しなら、「ティソ シースター 2000 プロフェッショナル」を
ここまで、多彩な色挿しを楽しめる「ティソ シースター」コレクションを見てきましたが、来る2021年7月には要注目の新顔が強力な布陣に加わる予定。それが、プロダイバーズの要望に応えるべく、より高いスペックを追い求めた「ティソ シースター 2000 プロフェッショナル」です。モデル名に掲げられた“2000”という数字でピンと来た方もいるでしょうが、2,000フィート=600mという極めて高い防水性能を実現。直径46mmのケースは、16.25mmという厚みを持たせた重厚感ある設計で、サファイアクリスタル製の風防もご覧の通りの分厚さ。群を抜く強靭さを実現しています。飽和潜水に対応する9時位置のヘリウムエスケープバルブも搭載した本格志向のダイバーズですが、文字盤に装飾性に富む波模様を施し、そのダイヤルを浅瀬から深海に至る海中の情景を連想させるグラデーションで彩るなど、目を楽しませてくれる演出にも抜かりがありません。ダイヤルカラーは、ウルトラマリンブルー、ノルディックブルー、ダークストーミーグレーの3色展開。スペックの面でさらなる高みを求めたいときの選択肢として、覚えておきたいモデルです。なお、6月15日(火)からはブランド直営ブティックと公式オンラインストアにて先行発売を実施中。気が早いあなたは、ぜひチェックを。
確かなスペックが支える大人の遊び。カラーダイバーズが、スタイルを変える
腕元のおしゃれに時代感を取り入れながら、色挿しによって差別化も図れるのがカラーダイバーズの魅力。確かなクオリティに裏打ちされた本格志向のタイムピースなら色挿しも子供っぽく映らず、大人の遊びとして効果的ということが『ティソ』の「ティソ シースター」コレクションを見ておわかりいただけたことでしょう。なんといっても同社は、世界初の耐磁性腕時計を開発したメーカーであり、ダイバーズウォッチの世界における信頼性には絶対的なものがありますから。季節的にも、装いに色を取り入れたい気分。あくまで大人のおしゃれとしてさりげなく取り入れたいという方にも、「ティソ シースター」による色挿しはうってつけといえそうです。この夏のワードローブと相談しながら、戦力になる1本を選んでみてはいかがでしょうか。
▼着用アイテム(スタイリング1)
カーディガン52,800円、ポロシャツ38,500円/ともにヘリル、スラックス66,000円/ニート(ともに にしのや TEL:03-6434-0983)、その他スタイリスト私物
▼着用アイテム(スタイリング2)
シャツ2万2000円/アブ ガルシア(アンシングス TEL:03-6447-0135)、Tシャツ1万4300円/エース(にしのや TEL:03-6434-0983)、パンツ9,900円/ヴァーティゴ デザイン(マルベリー TEL:03-6450-4800)、リュック16,500円/シェルト(ドナ TEL:03-5799-6924)
▼着用アイテム(スタイリング3)
ジャケット86,900円/ラ ファーボラ(ラ ファーボラ TEL:050-5218-3859)、ポロシャツ19,800円/オーベット(ラウムス TEL:03-6822-5306)、パンツ14,080円/アスリドア(ハンドイントゥリーショールームTEL:03-3796-0996)、ショルダーバッグ40,700円/エルゴポック(キヨモト NC事業部 TEL:03-5843-9011)、その他スタイリスト私物
▼着用アイテム(スタイリング4)
Tシャツ15,400円/ザ インターナショナル イメージズ コレクション(ノウン TEL:03-5464-0338)、パンツ33,000円/リサウンド クロージング(リサウンド クロージングTEL:06-6441-6061)、ショッピングトートバッグ12,100円/フォルトゥナ オム(フォルトゥナ オム TEL:03-6322-5268)、その他スタイリスト私物リング4)
▼着用アイテム(スタイリング5)
ベスト25,300円/コントール(アンシングス TEL:03-6447-0135)、ロングスリーブTシャツ9,680円/マムニック(マムニック トウキョウ TEL:03-6712-2882)、パンツ13,200円/フラッシュパッカー(シェーカー TEL:03-6638-9810)、キャップ4,180円/アスリドア(ハンドイントゥリーショールームTEL:03-3796-0996)、ウエストバッグ8,690円/メイ(スタンレーインターナショナル TEL:03-3760-6088)
▼着用アイテム(スタイリング6)
シャツ22,000円/ビナイン(エヌエスナイン TEL:03-5877-9442)、パンツ31,900円/コントール(アンシングス TEL:03-6447-0135)、ネックサングラスケース22,550円/エルゴポック(キヨモト NC事業部 TEL:03-5843-9011)、その他スタイリスト私物
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※掲載の金額はすべて税込価格です
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Photo_Shoichi Muramoto[BYTHEWAY]
Styling_Tatsuhito Yonamine
Hair&Make_Tatsuhiko Kitamura
Model_Shogo[Velbed.]
Text_Takumi Endo