
タフでスリムで街で映える。“勢いを増していく僕ら”には、こんなGショックがよく似合う
節目の35周年を経て以降も勢いは増すばかりの『Gショック』。今夏発売された「GA-2200」はその象徴だ。期待の新顔をファッション業界で今ノリに乗る2人はどう見るのか。
これから勢いを増していく我々の腕元には、たくましくも洗練された腕時計を合わせたい
音楽、アート、スポーツ、そしてファッション。いつの時代も、あらゆるシーンにおいて新たな価値観を具現化するネクストジェネレーションたちがシーンを盛り上げてきた。その点では、今夏『Gショック』から発表された「GA-2200」と相通ずるところがあるかもしれない。35周年を経て勢いは落ち着くどころかますます増している『Gショック』。それを象徴する新シリーズは、向上心と勢いでシーンを活気づかせる者にこそふさわしい。
タフでスリムな『Gショック』を、2人のファッショニスタはどう合わせる?
多くの名シリーズや名モデルに並ぶポテンシャルを秘める「GA-2200」。『Gショック』の勢いを体現する新シリーズを、次世代を担うファッショニスタたちはどう着けこなすのか。
写真左:『ナノ・ユニバース』プレス山内良太さん、写真右:モデル神庭昇平さん
ファッションシーンでは、自身のアイデンティティをしっかりと主張する新たな時代の旗手を担いそうな逸材の芽はそこかしこで芽吹いている。彼らもまたその中に名を連ねるネクストジェネレーションだ。モデルの神庭昇平さん、そして『ナノ・ユニバース』プレスの山内良太さん。彼らは、従来のモデルやプレスに対する凝り固まったイメージに縛られず、独自のマインドとアクションを通してそれぞれのニューノーマルを表現している。
勢いを増してく2人にふさわしい「GA-2200」
周囲からの注目や期待を刺激に、彼らの活躍は今後ますます拍車がかかりそうな勢い。そんな彼らの腕元にやはり「GA-2200」はしっくりくる。力強いフロントビズや操作性を向上させた大型のサイドボタン&フロントボタンは、タフネスという『Gショック』のアイデンティティを体現。ここ最近の人気をけん引する意匠でもあり、機能モードの切り替えごとに回転するギア感が男心をつかむディスク針も落とし込まれた。何より、屈強さをキープしつつも12.8mmという薄さに仕上げたところは、進化をやめない『Gショック』の本領発揮といったところか。
“挑戦する気持ちを忘れない”モデル神庭さんの場合
渋谷でのスカウトをきっかけに、2013年からモデルとしての活動をスタートした神庭さん。以降、あらゆるファッション誌やWEBマガジン、広告などで活躍中だが、今の事務所に所属する前はフリーモデルとして活動。時間があればバックパック片手に海外へとよく出掛けるという行動派だ。「四の五の考えずにまずはやってみる。失敗したとしてもそこで得た課題を克服することで前に進めますから」。今年の秋からは活動の拠点をロンドンに移し、モデル業などさまざまなことにも挑戦するという。
仕事モードは革ジャンを軸にモノトーンで。腕元は……
ファッションモデルとしてキャリアを重ね、気付けばもう節目の10年も目前。それでも難しさは日々感じると神庭さん。「今は自分と向き合い一つひとつハードルをクリアしている感じですね。だから仕事時にはリラックスなんてしていられない(笑)」。そこで、気持ちを引き締める良いスイッチ役となっているのが黒のレザージャケット。それを軸にモノトーンに仕上げることが多く、それは小物にもいえるとか。
腕元に迎えたのは「GA-2200M-1AJF」。落ち着きのある黒のおかげでレザージャケットにすんなり溶け込み、ディスク針周辺のブルーが良いアクセントになっている。「初めての『Gショック』は「GW-6900」で色はパープルでした。それ、実は今でも愛用しているんです。でも、仕事時ならやっぱり黒ですよね。しかも、撮影場所は多岐にわたりますから、しょっちゅう動き回らないといけない。そんなとき、程良くゆとりのある黒デニム同様、丈夫さや軽快感が魅力の腕時計は頼りになります」。
オフの日は、慣れ親しんだストリート服と『Gショック』で自分らしく
学生時代にどっぷりハマり、今でも気分転換の1つとなっているスケートボード。そのため、休日は動きやすい着こなしがベースという。今回はスウェット生地のたっぷりめなアウターにパーカーを絡めた肩肘張らないレイヤード。ペイント入りの白パンに遊び心も漂う。「ストリート系が多く古着を取り入れる場合もあります。となれば90年代に一時代を築いた『Gショック』は当然ハマりますよね。これも同様で何より軽い。しかも頑丈だから転んだときでも安心です(笑)」。
気心知れた仲間たちと気ままにすべり、他愛もない話で盛り上がるのが最高のリフレッシュ法。スケボーを通じて得た仲間もたくさんいると神庭さん。「純粋に気持ち良いですし、仲間たちと笑い合っているとそれまで抱えていた悩みも解決している場合が多い。僕にとってはとても大切な時間なんです」。ロンドンへ行ってもその趣味はきっと生きるような気がします、と明るく語る彼の口ぶりから、新たな冒険へのワクワクがこちらにも伝わってくる。
“固定観念に縛られない”『ナノ・ユニバース』山内さんの場合
トラッドとファンクションの融合やビズスタイル×Tシャツなど、新たな切り口で業界を盛り上げているセレクトショップの『ナノ・ユニバース』。一昨年そのプレスに就任したのが山内良太さんだ。彼が見据えるのは従来の枠を超えた新たなプレスのカタチ。「来期よりWEB企画の一部も担当することになりました。単純にアイテムを紹介するのでなく、興味を持ってもらうためのさまざまなきっかけを盛り込んでいきたいですね。プレスの新たなモデルケースを作っていきたいと思います」。
端正なセットアップに覗かせた抜け感がいい塩梅
スタイリストやメディア編集、ブランドのデザイナーなど、プレスルームには職種の異なる数多くのゲストが行き来する。そのため、仕事時はセットアップを着るケースが多いと山内さん。「いらっしゃる方々はキャリアも実績も豊富な方々ばかり。当然、着こなしも失礼のないよう気を配ります。とはいえ、生真面目だけでは印象にも残りませんから、目を向けてもらう、会話の糸口になるといった“仕掛け”を着こなしでは意識していますね」。
「このラフさがセットアップの緊張を緩和してくれます」と、今回はインナーに同系色のシャツをチョイスし胸元から白Tを覗かせた。そのハズしは『Gショック』にも求められるという。「昔から着けていましたし、店舗でも扱っていますからやはり気になります。オレンジの1本はアクが強く感じるかもしれませんが、そのちょっとした違和感がスタイルを新鮮に見せてくれる。訪れる諸先輩方は90年代のブームも知っていますから良い話のネタにもなるんです(笑)」。
落ち着きがちな休日スタイルのいいスパイス役として
酸いも甘いもわきまえた大人たちとの仕事は自身の学びとなる半面、気が抜けない。だからこそ、休日は気持ちもスタイルも切り替えて存分に羽根を伸ばすのが山内流だ。良いリラックス法としているのが、ゆっくり本を読みながらおいしいコーヒーを飲むカフェ時間。「暇があれば可能な限り巡ります。どれも独自のカラーを打ち出し、コーヒー1つとってもやっぱり違う。それを、本を読みながらゆっくりと味わうのが最高なんですよね」。
多いときで1日に3、4軒はハシゴするという山内さん。そんなときは身も心も開放的になれる大柄なカーディガンに、ゆったりシルエットの黒スラックスがお決まりだ。ただ、そこにはちょっとした配慮も。「ダラっとはしたくないので、カーディガンはよりエレガントさを感じる素材や色を選び、スラックスもほんのりテーパードを効かせたものを選んでいます。どれもメンズカジュアルの定番ゆえに、面白みに欠けるのが悩みの種でしたけど、『Gショック』の1本がそれも解決してくれそうですね」。
誰もが腕に巻きたくなる『Gショック』。もっと知りたい、「GA-2200」の特徴やカラバリ
不動の人気を誇る大定番やタフさを前面に出した機能的な1本とも違う。グッと街への親和性を高めた「GA-2200」は、ファッション業界の注目株をも魅了する新時代『Gショック』だ。その誘引力の源をさらに掘り下げたい。
強く、軽く、薄くを実現したカーボンコアガード構造
『Gショック』の強度を支える要因の1つが素材だ。今であれば、航空機、F1といった最先端技術が反映される業界でも頻繁に使われるカーボンだろう。軽量ながら耐久性も十分なその素材をインナーケースに採用。従来の構造をさらに見直し試行錯誤を重ねた結果生み出したカーボンコアガード構造により“強い、薄い、軽い”を高次元で結実させた。
個性溢れる4色のカラーバリエーション
今回着用してもらったカラー以外にも、ケースと文字盤のコントラストが効いた清々しいライトブルーと、ベゼルの文字までブラックで統一させたクールな1本を用意。カラフルな1本は街や山などにもよく映えるし、黒のクールな雰囲気はビジネスシーンでも見劣りしない。税込でも2万円以下という価格帯も魅力で、色違いで複数持ち、その日の気分や着こなしに合わせて着け替えるのも手だ。
次世代を担う我々には、次世代のスタンダードになり得る『Gショック』を
数十年経った今でも支持を受け続ける『Gショック』の名シリーズは枚挙に暇がない。ただ、それに安住せずそれらを凌ごうかといわんばかりのシリーズを出し続けるあたりは、さすがの一言に尽きる。ファッション業界の次世代を担う男たちをも惹きつける「GA-2200」は、今後も注目していきたい存在だ。
▼着用アイテム(モデル神庭さん/仕事)
レザージャケット151,800円/チンクワンタ(チンクワンタTEL:050-5218-3859)、ロングTシャツ14,300円/ザ インターナショナル イメージズ コレクション(ノウンTEL:03-5464-0338)、デニムパンツ22,880円/ブラスバンド(リアルスタイルTEL:0745-43-6355)、リュック39,600円/ニューライフプロジェクト(にしのやTEL:03-6434-0983)、その他スタイリスト私物
▼着用アイテム(モデル神庭さん/休日)
スモックジャケット33,000円/スケアー(アンシングスTEL:03-6447-0135)、パーカー12,980円/ブリング(ブリング エビスTEL:044-223-7898)、コーデュロイパンツ57,200円/ヘリル(にしのやTEL:03-6434-0983)、ソックス1,980円/シックストックス(ノーデザインTEL:03-6303-0866)、スニーカー21,780円/リプロダクション オブ ファウンド(アイ ファウンドTEL:03-6434-7418)、その他スタイリスト私物
▼着用アイテム(『ナノ・ユニバース』山内さん/仕事)
ジャケット12,100円、パンツ9,900円、シャツ8,800円/すべてナノ・ユニバース(ナノ・ユニバース カスタマーサービス TEL:0120-705-088)、その他本人私物
▼着用アイテム(『ナノ・ユニバース』山内さん/休日)
カーディガン7,700円、Tシャツ6,050円/ともにナノ・ユニバース、パンツ11,550円/ラングラー×ナノ・ユニバース(すべてナノ・ユニバース カスタマーサービス TEL:0120-705-088)、その他本人私物
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※掲載の金額はすべて税込価格です
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Photo_Katsunori Suzuki
Styling_Tatsuhito Yonamine
Hair&Make_Michinori Kikuchi
Text_Ryo Kikuchi
cooperation_nano universe press room