
来年も頑張る自分のために、大切なあの人のために。ティソの腕時計を冬のギフトに選びたい3つの理由
贈ってうれしい、もらったらもっとうれしい。そんな心温まるギフトシーズンに推薦したい腕時計ブランド『ティソ』。メンズからレディースまで良作を幅広くご紹介します。
もうそろそろご褒美が欲しくなるシーズン。何を買うか、決めましたか?
もうすぐやってくるクリスマスを前に、街はギフトシーズン真っ盛り。1年間頑張った自分へのご褒美は何にするか、あるいは大切なあの人へ感謝の気持ちをどう伝えるか。いずれにせよ、心の篭もったギフトは選んでいるだけでもうれしくなるものです。そしてギフトの中でも腕時計は「これからの時を刻む」というメッセージを持つ、このシーズンにうってつけのアイテム。どれにするかまだ悩んでいるのなら、贈ってももらってもうれしくなる納得のスイスウォッチ、『ティソ』はいかがでしょう?
群雄割拠の腕時計界の中で、 目の肥えた大人に『ティソ』をすすめる理由とは
なぜ『ティソ』の時計が目の肥えた大人におすすめなのか。その本題に入る前に、まずはブランドの概要に触れていきましょう。創業は1853年と、日本ではまだ江戸末期。スイスウォッチの名産地として知られた、ヌーシャテル州のル・ロックルにて生まれました。19世紀に入ると腕時計の製造にも着手し、その確かな品質で支持を獲得。耐磁性腕時計を開発するなど、技術力の高さでも世界に知られていきます。現在では、機械式はもちろんクォーツにも注力。モデル、価格帯ともに幅広いラインアップも特徴の1つです。
理由1
本格的な作りの老舗スイスブランドながら、現実的なプライスで手に入る
ここからは、3つの理由に分けて『ティソ』とギフトの親和性を読み解いていきます。第一に挙げたいのが、老舗の安心感とそれに相反するかのような価格設定です。前述の通り、ブランドの誕生は今から160年以上昔と、スイスウォッチメーカー界隈でも老舗の部類に入る『ティソ』。その歩みの中で、1930年には世界初の耐磁性時計を製作。1999年には同じく世界初のタッチパネル式腕時計を開発するなど、時計史に残る革新的なテクノロジーを数多く提唱してきました。にもかかわらず、10万円ほどで高品質な機械式時計が購入可能なのが『ティソ』の魅力。企業努力から生み出されるこの圧倒的なコストバランスこそ、最大の強みといって過言ではないでしょう。
理由2
長く使うほどに実感できる、高機能な自社ムーブメントを有している
続く理由としては、腕時計の心臓部たるムーブメントの優位性が挙げられます。時計を組み立てて販売する「エタブリスール」ではなく、ムーブメントの製造から手掛ける「マニュファクチュール」として生まれ変わり、早100年以上が経過。ゆえにこだわりはひとしおで、今も高機能な自社ムーブメントを有しています。最長80時間のロングパワーリザーブ、高耐磁のシリコン製ひげゼンマイなどはその好例。長く使えば使うほどありがたみを実感できるという利点は、大切なギフトにぴったりの特徴でもあるのです。
理由3
欧州でも指折りのビッグブランドならではの、幅の広いラインアップを提案している
当然、ギフトを選ぶうえでもらう側の趣味嗜好は重要な鍵を握ります。そこで頼りになるのが、『ティソ』が誇る欧州における高いシェアと販売本数です。エレガントな復刻系モデル、モータースポーツに根差したスポーティなタイプ、はたまたビジネスシーンにも対応するオーセンティックな1本まで、さまざまなジャンルの腕時計がずらり。そのどれもが、高い信頼性とコストパフォーマンスを宿しています。充実のラインアップは、ギフトの醍醐味でもある“選ぶ楽しみ”も演出。ぜひ、双方納得のモデルを探してみてください。
三者三様。『ティソ』の2021年を象徴する、決して損はさせない3つの選択肢
『ティソ』の中でもメンズをメインターゲットとしたおすすめの3型をピックアップ。上記3つの理由を満たすバリエーションを、着こなしサンプルとともに解説します。旬のラグスポモデルから、定番のロングセラーやアクティブなダイバーズウォッチまで。三者三様のマスターピースが、腕元に品と華を添えてくれます。
1本目:旬の“ラグスポ”に70年代の高揚感をプラス。2021年のヒットモデル「ティソ PRX オートマティック」
一体化したケース&ステンレススチールブレスレット、薄型かつ優れた防水性能……。そんな特徴を持つラグスポウォッチが人気を集める中でも、『ティソ』が今春にリリースした新モデル「ティソ PRX」は他を圧倒するスマッシュヒットを記録しました。その正統進化版が、こちらの機械式モデル「ティソ PRX オートマティック」です。最長80時間のロングパワーリザーブを誇る「パワーマティック 80」を搭載し、非磁性合金であるニヴァクロン製のひげゼンマイも採用。ダイヤルは華やかなエンボスド・チェッカード・パターンに変更され、中身もビジュアルもよりスマートに生まれ変わりました。
着こなし例
アクティブなダウンジャケットと共鳴しつつ、“良いモノ”感が大人の審美眼を主張
持ち前のドレス&スポーティな顔立ちをさりげなくアピールするなら、こんな大人のアクティブスタイルがハマるでしょう。シームを抑えて作られたミニマルなダウンジャケットの袖口で、薄型のラグスポウォッチがアクセサリー的なムードも漂わせます。インナーに挟んだニットの質感が、ダイヤルの凹凸ある表情とも巧みにリンク。アウターとパンツのブラック、ニットのカーキ、さらには腕元のブルーという色の組み合わせも抜群で、モノトーンだけに頼らない気の利いたバランス感覚を印象付けてくれます。
2本目:本質を知る男に、本質を備えた1本を。ブランドの基軸「ティソ ジェントルマン オートマティック」
オーセンティックなラウンドフェイスが好印象のこちらは、「ティソ ジェントルマン オートマティック」。ブランドを代表する3針のロングセラーモデルはまさに紳士にふさわしく、由緒ある1960年代の傑作からインスピレーションを得ています。オン・オフ兼用を叶えるシンプルデザインながら、ディテールの作り込みはまさに特筆。美しいサンレイダイヤルにエレガンスを添えるクロスライン、シャープな極細秒針とドーフィン針、ポリッシュとサテンで磨き分けされた3連ブレスなど、本質を知る男性にこそ味わってほしい丁寧な細工が満載です。
着こなし例
オーセンティックなルックスは、大人シックなコートスタイルの名脇役になる
「ティソ ジェントルマン オートマティック」の品行方正なイメージを、プライベートなオフシーンでも満喫したい。であれば、シックなロングコートと合わせるだけでうまくまとまります。グレンチェックのような伝統的な柄と、腕時計に宿る落ち着いた雰囲気が嫌味なく調和。一方、トレンドでもあるダイヤルのグリーンカラーは、冬にありがちなダークトーンのコーディネートを華やかに見せてくれる点でも優秀です。それこそ、ギフトシーズンにおける落ち着いたデートシーンなど、ハレの日の時計としても頼れる紳士時計。活躍の幅は、コーディネート次第で限りなく広がります。
3本目:“プロ仕様”、が男の遊び心を刺激する。「ティソ シースター2000 プロフェッショナル」
見るからにタフでマッシブなビッグシルエット。「ティソ シースター2000 プロフェッショナル」は、文字通りプロの使用にも耐えうるハイスペックなダイバーズウォッチです。深海を感じさせる絶妙なグラデーションダイヤル、濡れた手やグローブでもしっかりグリップする逆回転防止ベゼル、水深100m以上の飽和潜水に対応する9時位置のヘリウムエスケープバルブを筆頭に、ロマンと機能性に満ちたディテールを多数搭載。また、サファイアクリスタルガラスが際立つ肉厚なサイドシルエットも男前で、全方位隙がありません。独特の“ギア感”で男心をくすぐる名機は、あらゆる面で頼り甲斐のあるタフな男性をも象徴するのです。
着こなし例
男らしさ漂うレザーアウターとも好相性。素材感に負けない存在感を発揮!
ラフ&タフに使えるダイバーズウォッチですが、同時に格式の高さを持つのが「ティソ シースター2000 プロフェッショナル」の凄み。ダイヤルに刻まれた繊細な波の文様、上品な光沢を帯びたセラミックベゼルなどにその面影が見て取れます。だからこそ、スエードのライダースのようなタフネスと上品さを持ち合わせるアウターと好相性なのです。男らしくありながら、どこか知性がにじむ。アーバンなルックスに潜むアクティブなマインド。そんな魅力的な二面性を持つ男性の、名刺代わりとなる腕時計です。
嫌味のないゴールド使いが腕元に品を宿す。『ティソ』の腕時計は、女性にも似合う
もらいたい腕時計だけでなく、贈りたい腕時計も豊富に揃う。これも、バリエーション豊かな『ティソ』ならではのありがたみ。そもそも、『ティソ』は「バナナウォッチ」の開発をはじめとするレディースウォッチの名家でもあるのです。そんな普遍的エレガンスを宿した傑作群の中から、2つのゴールドカラーモデルを選んでみました。
1本目
薄くて華奢。そして、大胆。「ティソ ベリッシマ クォーツ」の顔立ちは、実にモダンだ
女性らしい繊細な美を、さらに引き立たせる小ぶりなドレスウォッチ。それがこの「ティソ ベリッシマ クォーツ」です。輝かしいホワイトダイヤルは中央に繊細なギョーシェ彫りを施し、シックなローマンインデックスを配置。アクセサリー的な華やかさを持つ5連ブレスレットは、ポリッシュとサテン仕上げを組み合わせてクラス感を演出します。そして極め付けが、随所にあしらわれた大胆なローズゴールドPVD。この優雅なアクセントによって、可憐な女性を代弁するかのような小さく華奢なルックスながら、凛とした品格をも感じさせるのです。
2本目
さりげない上質さが、大人感を後押し。替えストラップもうれしい「ティソ T-マイ レディ クォーツ」
上記同様、「ティソ T-マイ レディ クォーツ」もダイヤルにゴールドカラーを用いたモデル。ただし、前述の「ティソ ジェントルマン」のレディース版として位置付けられるだけあって、より多彩なシーンにマッチするオーソドックスなデザインに仕上がっています。しかしその半面、ダイヤルのマザー・オブ・パールなどで、さりげなく気品と華やかさをアピール。付け替え用のレザーストラップも付属してフォーマルな場面にもすんなり対応するマルチプレーヤーぶりは、日々忙しい現代の女性にとって最適な選択肢となるでしょう。
自分もパートナーも満たす1本に出会える。今年の〆を飾る腕時計は『ティソ』から選ぶ
世界中で愛されるウォッチメーカー『ティソ』。長く一貫した信頼のモノ作りは、男の所有欲を満たすとともにこれからの時間をともに過ごそうとする2人の絆を、より深く確かなものとしてくれるはずです。もらっても贈っても、ペアで使っても。新たな年に向け、『ティソ』の腕時計で幸せな時を刻みはじめてみては?
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※掲載の金額はすべて税込価格です
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Photo_Shoichi Muramoto
Styling_Tatsuhito Yonamine
Hair&Make_Tatsuhiko Kitamura
Model_Masaya
Text_Naoki Masuyama