
業界人も通う恵比寿の名店にフィーチャー。人気スタイリストと考える、今選ぶべきアクセサリー
大人のアクセサリーに求められること。それは旬度とスタイリングへの汎用性、そして確かなブランド力です。例えば、『シンパシーオブソウル』はまさに適任でしょう。
キーワードは“エレガンス”。アクセを身に着けるなら、品のあるサイズ感が肝要です
メンズのアクセサリーシーンに変化あり! 武骨なシルバーアクセの人気は落ち着きを見せ、ここ数シーズンはスタイリングに気負わず、品良く合わせられる小ぶりなアクセサリーの注目度が高まっているんです。加えて、人に見せる、というよりは着けていて安心できるお守りとしての側面も重視されています。つまり、これ見よがしではないセレクトこそが肝要なんです。
ただ、そこは大人の男が身に着けるアクセサリー。“小ぶり”や“今っぽさ”だけでは選びの決め手にはなりません。トレンドのツボをばっちり押さえつつも、信頼の置ける、出自の確かなブランドを選ぶべきでしょう。そう考えたとき、今回紹介する『シンパシーオブソウル』が特別な輝きを放ちます。
どうせ選ぶなら、信頼が置けるお店で。業界人も通い詰める名店「S.O.S fp」とは
『シンパシーオブソウル』について説明するには、まず、「S.O.S fp」というショップについて語る必要があります。同店は1991年に「SOS STORE」として東京恵比寿で創業した、アクセサリー専門のセレクトショップ。現在、恵比寿本店をはじめ、伊勢丹新宿メンズ館、イセタン メンズ スタイル ルクア イーレ店、ジェイアール京都伊勢丹店、天神VIORO店など全国の主要都市にオフィシャルショップを展開しています。また、世界各国の名だたるデザイナーともコネクションを持っており、『スーマンダックワ』や『フィリップ オーディベール』、『トムウッド』といった人気ブランドをラインアップ。ファッション業界人も足しげく訪れる、アクセサリートレンドのメインストリームを担う有力ショップの1つなんです。
『シンパシーオブソウル』は、そんな名店の技術力とセンスが結集されたオリジナルブランド。“心と時代に共鳴するアクセサリー”というコンセプトのもと、トレンドのエッセンスを巧みに取り入れた末永く愛される“スタンダードジュエリー”を志向しています。多彩なデザインバリエーションを擁するブランドですが、なかでも絶大な人気を誇るモチーフが「ホースシュー(馬蹄)」。昔から欧米では、馬の蹄を保護する馬蹄は、お守りや魔よけのモチーフとして知られ、上向きの馬蹄には「幸福を溜め込む」、下向きの馬蹄には「不運を落とし、大切なものを守る」といった意味合いがあるといわれています。『シンパシーオブソウル』では初期から毎シーズンこのモチーフを取り入れ続けており、現在ではブランドのアイコン的な存在に。ただトレンドに忠実なわけではない、アクセサリーの”いわれ“も大切にするブランド。そんな『シンパシーオブソウル』だからこそ、背中を預けるに足るのです。
カテゴリごとに伝授。スタイリスト菊池陽之介さんが考える、今季らしい着けこなし方
『シンパシーオブソウル』は、ファッション業界人のファンが多いことでも知られています。旬のエッセンスを取り入れた大人のスタイリングに定評があり、現在、さまざまなファッション誌や広告で活躍する敏腕スタイリスト、菊池陽之介さんもその1人。
「アクセサリー好きの方はすでにご存じかも知れませんが、「S.O.S fp」はトレンドをリードするショップ。いつ訪れても、そのときの旬のスタイリングや気分にピタッとハマるアクセサリーがずらりと並んでいます。なかでもオリジナルの『シンパシーオブソウル』は、トレンドのエッセンスが絶妙に取り入れられたスタンダードなデザインが特徴。身に着けるだけで今っぽさを演出できるうえ、幅広いスタイリングに取り入れやすい。スタイリストとしても、“使える逸品”が揃っているんです」
そんな菊池さんに、今シーズンのコレクションからおすすめのアクセサリーを選んでもらいました。
「ビッグシルエットのウェアやワイドなパンツがトレンドになっていますが、服自体は依然として無地を中心としたシャツやニットといったベーシック服が主役です。ただ、こういう服は一歩間違うといわゆる“フツーの着こなし”になってしまいがち。そこで味つけとしてアクセサリーの出番になるのですが、ゴツいシルバーや主張の強いゴールドだと、トゥーマッチになってしまいます。その点、『シンパシーオブソウル』が作る細身のチェーンブレスレットやネックレスは、ベーシック服のスタイリングにもちょうど良いスパイスになりえるんです」
今季の傾向を語りながら菊池さんがセレクトしたのは、ネックレスのトップやブレスレットの留め具部分など、どこかにホースシューを落とし込んだものばかり。
「アクセサリーにおいてクラシックなモチーフなので、大人の男性にもふさわしい。特に『シンパシーオブソウル』のホースシューは主張し過ぎないシンプルなデザインのものが多いので、きれいめなスタイリングにも違和感なくマッチしてくれますよ」
▼アクセ1:トレンドど真ん中のチェーンブレスレットが、素材感あるニットの腕元に品を宿す
いよいよ、菊池さんによる着けこなし方の実践編。まずは、トレンドのど真ん中ともいえるチェーンブレスレットについてお話をうかがいました。
「あくまで無造作な雰囲気を演出するのが今っぽいアクセサリーの身に着け方。そう考えると、ブレスレットも主張し過ぎない細身のチェーンがベストでしょう。チェーンが長過ぎるとラフな印象が強くなるため、気持ち余裕を持たせつつもジャストサイズを選びましょう。ニットやシャツの袖をまくって、自然に覗かせるのがおすすめです」
着こなしにおいては、オーバーサイズシルエットと深めのグリーンが今シーズンらしいざっくりニットに、グレーのパンツをチョイス。
「落ち着いたカラーコーディネートに、光沢があるシルバーのチェーンブレスレットで上品なアクセントを効かせました。留め具部分のホースシューはあえて見える位置に持ってくることで、存在感を際立たせています。また、今回のように着こなし全体の色数が少ない場合は挿し色にもなるコードブレスを重ね着けするのも効果的です。お互い細身のアイテム同士なら、多少強めの色を落とし込んでも喧嘩せずに馴染んでくれるはずですよ」
アイテム
留め具のホースシューがデザインアクセントに。繊細な印象を宿すチェーンブレス2種
写真上はスタイリングでも使用した、定番アイテム「クラシック チェーン ブレスレット」のニューバージョン。シルバーチェーンは船と錨をつなぐアンカーチェーンをモチーフとしており、ホースシューの留め具をさりげないアクセントとしています。対して、写真下のホースシューとTバー型の留め具が目を引く「ホースシュー アミュレット Tバー ブレスレット」は、丸みのあるチェーンが腕元にソフトな印象を演出。素材はいずれもシルバー925を使用。
▼アクセ2:今年こそ挑戦してみたいシルバーリングは、重ね着けでより輝く
気負って見えないデザインは? その幅は? 着けるべき指は……? と、アクセサリーの中では比較的ハードルの高さを感じている人もいるであろうリングというジャンル。しかし、あくまで大人好みの落ち着いたデザインを主体とする『シンパシーオブソウル』のそれは、着こなしに正しく取り入れることで抜群の効果を発揮してくれます。
「おすすめしたいのは、『シンパシーオブソウル』でも指折りの人気を誇るホースシューのリング。ただ、今着けるなら、“よく見るとホースシュー”ぐらいのさりげないデザインの1本が気分ですね。例えば、小さな馬蹄を組み合わせたリングや両サイドに馬蹄があしらわれたサイズ調整も可能なリング。主張が控えめ分、複数個を組み合わせても悪目立ちはしません。それどころか、うまくマッチングを行えばシンプルなシャツやニットスタイルの格上げにも非常に効果的です」
メインとして選んだのは、2つの小ぶりなホースシューモチーフを組み合わせた1本。そこに菊池さんが最近気になっているというピンキーリングをゴールドカラーで取り入れました。
「トップスはパープルのシャツジャケットと、グレーのタートルネックニットのレイヤード。パンツはワイドなリジッドジーンズを合わせました。シックなトーンの無地の服が中心なので、リングは大ぶりなホースシューよりもさりげないホースシューモチーフのほうが気分でしょう。主張が控えめな分、ゴールドなど色味が異なるピンキーリングで上品な色気をプラスすると好バランスです。細身のリングは単品使いではなく、今回のように他のリングやバングル、ブレスレットなどと組み合わせることで腕元に統一感が生まれます」
アイテム
ホースシューモチーフを巧みに落とし込んだリングは、どれを選んでも主役級
写真右は着用アイテムでもある、ホースシューが両サイドにあしらわれた「ダブル ホースシュー リング」。アイコニックなモチーフを取り入れつつも、シンプルな造形に落とし込んでいるのが特徴です。対して写真左の「ダブル ホースシュー リング スモール」は、同様の造形ながら馬蹄部分にキュービックジルコニアをオン。こちらは両者とも、1号程度のサイズ調整ができるフリーサイズ仕様となっているのもギフト需要に応えるうれしいポイントです。写真中央は小さなホースシューを連結したようなデザインがユニークな「ホースシュー リンク リング」。素材はすべてロジウムコーティングされたシルバー925。
▼アクセ3:人気急上昇中。細身のチェーンネックレスは、そのさりげなさを生かすべし
次に菊池さんが手に取ったのは、アクセサリーの定番ともいえるネックレスの中でもチャームレスのチェーンネックレス。一般にはストリートスタイルとも相性が良いとされる同カテゴリを、菊池さんはどう見るのでしょう。
「ネックレスもトレンドありきで選ぶなら、ブレスレットと同様にサラッと着けられる細身のチェーンタイプがおすすめ。特に『シンパシーオブソウル』のように細身のモノだと、着こなしのテイストを問わず幅白いシーンで活躍してくれるはず。ちなみに、厚手のヘビーなニットだと細身のチェーンとは合わせにくいので、クルーネックのスウェットやロンTなどと合わせるのがベターでしょう。なお、『シンパシーオブソウル』のそれのように留め具も細かく作り込まれているネックレスなら、あえて留め具を前に持ってくるのもおすすめです」
「程良いアウトドア感も漂うベージュカラーのダウンジャケットに、白のスウェット、色落ちしたブラックデニムという王道のアメカジ&アウトドアMIXスタイル。このようにナチュラルカラーを基調にしたベーシックカジュアルには、シルバーの細身のチェーンブレスレットで首元にアクセントを効かせると効果的です。しかし細身とはいえ、アンカーチェーンの採用によりダウンに負けない存在感を発揮している点に注目してほしいですね。なお、ホースシューの留め具は真正面ではなく左右どちらかに寄せて見せることで、大人のこなれ感も演出可能です」
アイテム
アンカーかラウンドか。鎖の形1つで印象が大きく変わるチェーンネックレスの妙
写真左は船と錨をつなぐアンカーチェーンがモチーフの「クラシック チェーン ネックレス-アンカー」、写真右はラウンド型のチェーンが採用された「クラシック チェーン ネックレス喜平」です。ホースシューをモチーフにしたTバー型の留め具を共通としつつ、その鎖の形状で印象を大きく変えています。上の着用写真ではアンカーチェーンのデザイン性をその要としていましたが、より繊細なアウターとのマッチングをお望みならラウンド型のチェーンのほうがベターでしょう。ちなみに、留め具を首の後ろに持ってくればシンプルなチェーンネックレスとしても使えます。
▼アクセ4:チャームネックレスも、トップが小ぶりなら着こなしの品格向上に無理なく寄与
最後に菊池さんが手のひらに乗せたのは、ネックレスにおいて定番ともいえるチャーム付きのモノ。
「アクセサリーとしてのアクセントを重視したいなら、チャームネックレスも欠かせないですよね。チェーンネックレスと変わらずチェーンはシルバーの細身のものがおすすめですが、やはりトップのモチーフとしてはホースシューのようなアクセ界隈で意味のある一品をセレクトしたいところ。しかも『シンパシーオブソウル』のそれは、あくまで小ぶりに徹しています。以前はレディースに分類されていたようなミニチャーム。今どきのベーシックなニットやカットソーとの相性も抜群なこのサイズ感こそが、『シンパシーオブソウル』ならではの提案といえるでしょう」
「主役としてピックアップしたのは、チャコールグレーのウールチェスターコート。トレンドカラーであるグリーンのかぎ編みニットを合わせることで、素材感と色から旬感と洒落感をプラスしています。本来はこうしたボリューム感のあるニットにチャーム付きのネックレスを合わせるとくどい印象になりがちなのですが、このネックレスなら細身のシルバーチェーンと小ぶりのチャームのおかげですっきりまとまります」
アイテム
チャームの大きさで印象が一変。微差こそが見栄えを変えるチャームネックレス3本
写真右は、新作の「リッジ ホースシュー ネックレス」。立体感のあるホースシューが特徴で、チャームに直接チェーンを通す仕様によってモチーフの造形美が一層際立っています。写真中央は「ホースシュー アミュレット ネックレス」。ホースシューだけでなく、チャームとチェーンをつなぐバチカン部分にまでキュービックジルコニアが散りばめられた華やかな仕上がりです。いずれもその小ぶりさが新鮮に映りますが、それゆえにわずかなサイズの差が着こなしを左右します。アウターの重厚感や襟のバランスによっても相性は変わってくるので、不安になったらぜひ店頭を訪れて相談してみましょう。
着こなしに品を添える即戦力アクセが、『シンパシーオブソウル』なら見つかる
菊池さんをはじめ、ファッション業界人たちから『シンパシーオブソウル』が支持される理由はシンプルです。メンズアクセサリーの旬なエッセンスが凝縮されたデザインで、今どきのスタイリングに幅広くマッチするから。そして有力ショップ「S.O.S fp」のオリジナルという確かなブランド力を備えながら、プライス的に手が届きやすいこと。そう、幸運のモチーフの存在もさることながら、『シンパシーオブソウル』のアクセサリーは身に着ける者にさまざまな幸せをもたらしてくれるのです。普段使いに最適なアイテム群は、今の時期であれば自身へのご褒美なりパートナーへのおねだりなり、ギフト視点でもぴったり。ぜひオンラインでも店頭でも、覗いてみることをおすすめします!
なお、「S.O.S fp」公式オンラインショップでは、実店舗への来店が難しい方のためにコーディネートサポート窓口も展開中。後もう一押しがほしいなら、利用してみるのも1つの手ですよ。
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※掲載の金額はすべて税込価格です
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Photo_Teppei Hoshida
Styling_Yonosuke Kikuchi
Text_Ryota Osujo