
このブラックを待っていた。国産にこだわったノットの本格クロノグラフ
自分だけの1本を選べるカスタムウォッチ『Maker's Watch Knot(メーカーズ ウォッチ ノット)』。外見も中身も本格派、オールブラック仕様の国産クロノグラフが登場です。
希少性も美しさも際立つクロノグラフ。新たな1本はクールなオールブラック
時計とストラップ、バックルを自由に組み合わせ、10万通り以上の中からお気に入りの1本を手に入れられる腕時計ブランド『ノット』。そのカスタマイズ性の高さが注目されがちですが、実は国内メーカーの中でももはや希少になってしまったメイド・イン・ジャパンにこだわっているメーカーでもあるんです。それを象徴するモデルが「プレミアムオートマティックモデル」。ムーブメントはもちろん、可能な限り日本国内で製造することで細部まで高いクオリティを実現しています。そんな同シリーズに新しく登場したのが、この端正なオールブラック仕様のクロノグラフ「ATC-40BKBK」です。
服であれば黒は無難な選択肢ですが、腕時計においては攻めの色。その点、ブラックで統一された「ATC-40BKBK」は目を引き、クールなイメージを与えてくれます。それ単体では攻めの色とはいえ、コーディネートに合わせるのは難しくありません。ましてやスポーティなクロノグラフなので、真面目なジャケットスタイルから休日のカジュアルまで幅広いスタイルにマッチしますし、腕元にあるだけで引き締まった印象に仕上げてくれるはず。オールブラック×クロノグラフが生み出す汎用性の高さは、想像以上に使い勝手が良いんです。加えて、ダイヤルは黒に近いダークグレーを使用しているのもこだわりのポイント。しっかりと視認性を持たせることも忘れてはいません。
シリーズ名にある通り“プレミアム”な仕上がりとした本作。まず特筆すべきは、国産の高性能ハイビートムーブメントNE88を積んでいるというところ。完成度の高いクロノグラフとして知られ、信頼性の高さはピカイチです。ここまでのムーブメントを搭載してこの値段というのも、独自の流通モデルを確立している『ノット』ならでは。また、ケースは世界最高水準の金属精密加工技術を誇る、福島のメーカー林精器製造株式会社が担当。鋭いエッジや歪みのない美しい平面を実現する、高度な技術が必要な”ザラツ研磨”が施されたケース、そして高級時計に用いられる一つひとつ手作業で植え付ける”植字”と呼ばれるインデックスは、実際に手に取った瞬間に“良いモノ”だということがわかるのではないでしょうか。まさにプレミアムの名にふさわしい逸品です。
こちらももちろんおすすめ。シルバーケースの「プレミアムオートマティックモデル」
新色ということでオールブラックに触れてきましたが、汎用性の高さでいえば、シルバーケースのモデルも引き続きおすすめできます。ダイヤルのカラーバリエーションは3色。それぞれシルバーのケースに、シンプルで美しいホワイト、爽やかな雰囲気を湛えるネイビー、シックな面持ちのブラックとスタンバイしています。どちらの色味も腕元に馴染み、スーツなどをはじめとしたフォーマルな着こなしと相性抜群。もちろん、カジュアルな装いにもマッチします。そこへどんなストラップを合わせるか、というのが『ノット』ならではのうれしい悩みですが、店頭に行かずともWEB上で組み合わせをシミュレーションできるのでご安心を。自分好みのスタイルを見つけ出せば、愛着もひとしおです。
大人の腕元にふさわしい『ノット』のクロノグラフ。高級感溢れる1本を味方につける
丁寧な仕上げによる美しい外見、そして日本の技術が詰め込まれた中身。どちらも満足度の高い仕上がりとなった『ノット』のオートマティッククロノグラフ。海外に生産拠点を置く国内メーカーが増えたことで、日本の匠の技が失われつつある今、日本に生産拠点を置き技術の継承と復活に貢献しているという意味でも、価値とロマンのある1本であるといえるのではないでしょうか。ニューフェイス・オールブラックによるクールな「ATC-40BKBK」か、シンプルながら腕元で確かに存在感を発揮する安定のシルバーケースモデルか。いずれを選んでも、妥協しない大人の腕元にふさわしい腕時計であることは間違いありません。
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Text_Ryo Ishii