
素材からカラーから、自然と向き合う。この春、スウォッチと都会を抜け出そう
暦の上では春到来。実用性だけでなく、気分が弾む腕時計を相棒にしてみませんか? 自然をテーマにした『スウォッチ』の新コレクションは、その筆頭候補となるはずです。
自分本位な時間のために。『スウォッチ』の新作を身に着けて、家を出てみよう
長らく、ビジネスやスポーツにおける実用性が重視されてきたウォッチシーン。しかし昨今のコロナ禍によって、私たちのライフスタイル同様に腕時計のニーズにも変化が生まれています。特に今、閉塞的な空気を吹き飛ばすかのように求められているのが、着用者の気分を高めてくれる1本。人へ魅せるためではなく、自分で身に着けて楽しむため。デザインやコンセプトに計時以上の意味をはらんだ腕時計は、お守りとしてのジュエリーのような特別さを併せ持っています。
そんな流れの中で、存在感を見せているのが『スウォッチ』。ハイデザイン・ハイクオリティ・リーズナブルプライスという3つのキーワードを強みとして掲げるスイス生まれの時計ブランドは、1983年の設立から現在までファッションウォッチトレンドをリードし続けている名門です。
そんな『スウォッチ』より今春発表されたのが、新コレクション「カラーズ オブ ネイチャー」です。47mm径の大型フォルムが特徴的な人気品番、「ビッグボールド」をベースとしたコレクションのテーマはずばり“自然のパワー”。環境に配慮した2021年発表の新素材「バイオセラミック」の採用もさることながら、大自然の姿を5色のアースカラーで表現した作品群は見た目にもインパクト大! 見ているだけで野山に出かけたくなるエナジーや、心の安らぎをもたらしてくれます。
大自然に思いを馳せる腕時計。「カラーズ オブ ネイチャー」に宿る“意味”を読み解く
都会の生活を抜け出して自然の中に身を置き、その無限のパワーを吸収すること。そんな思いが込められた新コレクションの最大の特徴こそが、その名の通り自然をテーマにしたカラーリングです。それぞれのモデルは荘厳な玄武岩層をはじめ、雄大な峡谷、木々が生い茂る森林、巨大な氷河、灼熱の砂漠という、地球が何万年もの時をかけて作り出してきた風物をイメージした5色で彩られています。力強さとやさしさを感じさせるナチュラルなカラーは、せわしない生活で緊張したマインドを解きほぐしてくれるはずです。
自然を意識したディテールもまた、「カラーズ オブ ネイチャー」の見どころの1つ。ベゼルと秒針のデザインはアウトドアとゆかりの深い方位磁針をイメージしたもので、グラデーションカラーのストラップは悠久の時間の中でゆっくりと姿を変える自然物を連想させます。また、あえて「ビッグボールド」の広大な文字盤からインデックスを省略したミニマルなダイヤルも実にコンセプチュアル。洗練された印象を強めているだけでなく、自然の中で時間を過度に意識させないという心遣いの表れでもあります。
▼コンセプチュアルな見た目だけじゃない。『スウォッチ』には“バイオセラミック”がある
「カラーズ オブ ネイチャー」のケースとベゼル、クラウンには前述の通り「バイオセラミック」が使用されています。『スウォッチ』の人気コレクション「ビッグボールド」に採用されたのを皮切りに、ブランドの新たなスタンダードとなりつつある独自素材です。これは、セラミックにトウゴマの種子から抽出したヒマシ油を原料にしたプラスチックを掛け合わせたもの。セラミックの軽さと傷つきにくさはそのままに、バイオ由来のプラスチックを混合することで弾力性が増し、耐久性が高められています。肌馴染みの良いシルキーなタッチ、かつマットな質感により通常のプラスチックには見られない高級感を獲得している点も見逃せません。加えて、社会的な課題であるサステナブルに寄与。腕時計としてのスペックを高めつつ、地球環境も見据えたモノ作りも忘れない。このスタンスもまた、ビッグブランドとしての『スウォッチ』の矜持でしょう。
休日のための1本こそユニークであれ。春の相棒は、この5色から
去る2月3日(木)から、全国のスウォッチストアと公式オンラインショップで販売がスタートしている「カラーズ オブ ネイチャー」。アウトドアへ出かけるならそれに適した腕時計を着ける、という人は多いでしょう。しかし、同コレクションは“腕時計自体が着ける人を自然へと誘う”というユニークなもの。塞ぎ込んだ毎日が続く今日この頃、たまの休日くらいは肩肘張らずに着けられる腕時計とともに大自然の中へと飛び出してみるのも一興ではないでしょうか。今春の相棒ウォッチは、気持ちを解放してくれる「カラーズ オブ ネイチャー」から選んでみることをおすすめします。
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※掲載の金額はすべて税込価格です
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Text_Ryota Osujo