
“ここぞ”というときに、映える足元。やっぱり革靴はリーガルが良い
ビジネススニーカーも良いけれど、いざというときに備えて“ちゃんとした革靴”を用意しておきたい。ならば、信頼のジャパンブランド『リーガル』の出番です。
フォーマルライクな着こなしが今の気分。であれば足元から変えてみよう
長らく続いたスニーカーブームも落ち着きを見せる今、あらためて革靴の注目度が高まっています。街に目を向ければ、カジュアルスタイルに革靴を合わせるおしゃれな人の姿を見かけるようになりました。それに大人たるもの、いくらスニーカー通勤が浸透したり、リモートワークが普及したりしたとしても、ビジネスやフォーマルなシーンで使える“ちゃんとした革靴”を持っておく必要があります。
折しも季節は春。何かとドレスアップするイベントやセレモニーの多い季節ですから、確かな1足を新調してはいかがでしょう? 例えば、日本を代表するシューズブランド『リーガル』は、格式のあるデザインをはじめ、日本人の足にフィットする履き心地の良さ、上質な素材使い、足の疲れを和らげるテクノロジーなど、どの点をとっても高い完成度を見せつけます。そう、『リーガル』の革靴があれば、あらゆる場面に自信を持って臨むことができるのです。
そのモノ作りとオーセンティックなルックスが良い。だから、僕らは『リーガル』を選ぶ
数ある靴ブランドの中でも、ずば抜けて高い知名度を誇る『リーガル』。そのルーツは1902年に実業家の西村勝三氏が中心となって設立した日本製靴株式会社にあります。そして1961年に、日本製靴株式会社はアメリカの大手靴メーカー、ブラウン社と契約を結び、同社が保有していた1880年設立のシューズブランド『リーガル』の靴の生産を開始。その後、1990年に正式に商標権を取得し、社名を株式会社リーガルコーポレーションに改めました。
『リーガル』の靴作りの特徴は、伝統と革新を柔軟に採り入れる姿勢にあります。生産は今なお優れた技術力を持つ国内の自社工場がメインであり、製法も伝統的なグッドイヤーウエルト式製法を得意とします。その一方で、ゴアテックスなどのハイテク素材やテクノロジーを積極的に採用することで革靴は常に進化。また、コスパの高さにも定評があり、中には3万円以下で買えるグッドイヤーウエルト式製法の本格靴もスタンバイしています。
日本上陸から60年以上が経ち、『リーガル』のシューズは、ビジネス靴としても、ファッションアイテムとしても広く受け入れられ、名実ともに日本を代表する靴ブランドへと成長を遂げました。『リーガル』は革靴を日本に根付かせた立役者ともいえるのです。
なぜ『リーガル』が広く日本で受け入れられたのか? その答えは流行に左右されないオーセンティックなデザインに加え、完成度の高い「ラスト(木型)」にもあります。ラストとは、いわば靴を作るための“原型”。靴作りにおいてデザインや履き心地を決定づけるものです。木や合成樹脂を用いて、足の形状に基づいて作られます。
特に難しいのは、人間の足の形が人種によって微妙に異なる点。ゆえに半世紀以上にわたって日本人のための靴を作り続け、その足型を熟知した『リーガル』には大きなアドバンテージがあるといえるのです。このラストが生み出す、日本人の足に合った履き心地こそが同ブランドの真骨頂といえます。
そんなラストに加え、高反発ミッドソールや防水透湿性のあるゴアテックス、靴内の空気を循環させるエアロ―テーションシステムなど、機能面も申し分なし。革靴は重くて硬い。それが遠い昔の話であることを『リーガル』の革靴ははっきりと教えてくれます。
いつ履くか、3つのシーンから逆引き。『リーガル』が春の足元に良く似合う
冒頭で触れた通りカジュアルな着こなしへの合わせも気分ですが、言わずもがな革靴が必須となるのは冠婚葬祭やパーティ、そしてビジネス。それらで堂々と使えるのが革靴選びの大前提です。というわけで、それぞれのシーンにハマる『リーガル』の注目シューズを9足ピックアップ! なお、やはり格式で靴を選ぶにあたって第一に検討すべきはストレートチップ。次いでプレーントウに、ホールカットでしょう。幅広いラインアップの中から、これらフォーマル度の高いモデルを中心にご紹介します。
▼シーン1:冠婚葬祭までソツなく堂々と。大人が持っていたい3足をレビュー
冠婚葬祭の革靴選びは目立つデザインやカラー、華美な装飾性のものを避けるべき。と考えると、黒のストレートチップが間違いない選択となります。ただ、シンプルゆえにレザーのクオリティやフォルムの完成度が際立つため、大人たるもの確かな1足を選びたいところ。
1足目
鏡面仕上げのツヤが魅力。ハイヒール仕様がドレス感を強める高見え靴
上品な光沢を帯びたレザーをはじめ、工具のノミを思わせるスクエアシルエットのヂゼルトウ、一般的なドレス靴より5mm高めに設定されたヒールなど、こだわりのディテール群がほのかな色気をプラスする「315RBD」。足の疲れを軽減するクッションインソールやグリップ力に優れた合成ラバーソールと、機能面もぬかりなし。製法は履くほどに足に馴染む伝統のグッドイヤーウエルト。これほどのクオリティながら、お値段は安心の『リーガル』価格でコスパも抜群です。
2足目
テクノロジーの“合わせ技”によって歩行を快適にサポート
ベーシックな黒ストレートチップ「11BLBF」は端正なデザインに秘められた数々のテクノロジーに注目です。ソフトなレザー製インソールの下の中底には、薄く軽量で、反発性・屈曲性に優れた「カルヴォ」が使用されており、その下の中物と呼ばれるパーツにはクッション性と通気性に優れた「オーソライト」を採用。もはや革靴とは思えないコンフォート性を実現します。グッドイヤーウエルト式製法のため、ソールの張り替えも可能。
3足目
軽くてソールの返りも◎。端正なルックスに秘められた快適性
つま先が丸みを帯びた大ぶりのトウキャップが特徴的な「811RAL」は、履き心地の良さも評判。セミマッケイ式製法は、グッドイヤーウエルト式製法よりも足馴染みが早いうえ、軽く屈曲性にも優れます。また、きめの細やかなアッパーのレザーはしっとりとした質感で履きジワがつきにくい点もポイント。そしてソールにはスペインのキャスター社の底材を使用。一見レザーのように見えるこのソールは、軽量でグリップ力に優れた合成ラバーでできています。
▼シーン2:パーティシーンに必要なのは、“ちょっとの遊び”。上品な華やぎを添える3足をレコメンド
式典や葬儀といったフォーマルな場ならドレス度の高い「黒」の革靴が無難ですが、カジュアルな趣のパーティであれば、「ブラウン」を選ぶのも一興。アンティーク加工やパーフォレーション(穴飾り)が上品な華やかさを演出するブラウンのクォーターブローグやホールカットもパーティにぴったりの1足です。
4足目
細部が物語る上質ムード。装いを格上げするクォーターブローグ
「02DRCD」はフランスのタンナー、アノネイ社のカーフレザーと随所に配されたパーフォレーション、そして繊細なステッチがエレガントなムードを醸成する人気モデル。かかとのホールド感を高めるべく、くるぶしの外側と内側の高さに変化をもたせたり、コバの側面を矢筈仕上げにしたりと、高級ビスポークシューズ由来の技が随所に光ります。製法は伝統のグッドイヤーウエルト、ソールはレザーと『リーガル』が作る本格ドレスシューズの醍醐味が味わえます。
5足目
スタイリッシュにキマるホールカット。おまけに雨も安心な全天候型
『リーガル』の専門店「リーガル シューズ」の限定モデルとなる「W70BCE」の特徴はアッパーの革を贅沢に使用した「ホールカット」。ドレス度も高く、パーティシーンはもちろん、シンプルな顔つきはカジュアルスタイルにもマッチします。ライニングには防水透湿素材のゴアテックス ファブリクスを搭載。オーバル型の突起が高いグリップ力を発揮するラバーソールと相まって、雨の日でも快適に履くことができます。なお、「リーガル シューズ」ではフィッティングモデレーターの資格を持ったスタッフによる正確なサイズ案内のほか、靴のメンテナンスや修理の相談も可能です。
6足目
アンティーク加工が放つ色香。ブラウンの濃淡が大人の落ち着きを表現
パーティシーンに映える色気のある1足が欲しいなら、「21ALBC」も有力候補。メリハリのあるプロポーションに加え、職人のハンドフィニッシュによるブラウンの色ムラが上質な色気を醸成します。加えて、高反発で通常より厚いかかとのクッションや、サラッとしたタッチでベタつき感を軽減する「クールマックス」のライニングを配するなどコンフォート性もハイレベル。製法は軽く、ソールの返りの良いセミマッケイ式製法を採用しており、ソールは前足部とヒール部のグリップ力を高めたラバーを使用しています。
▼シーン3:ビジネスメインで、ときにはフォーマルもカバー。毎日ヘビロテしたくなる高機能モデル
「仕事でガシガシ履ける実用靴」は『リーガル』の本分。特に近年は長時間の使用にうってつけな機能性を搭載したモデルが大充実。プレゼンや商談などのことを考えると、黒のストレートチップやプレーントウを選ぶのが安心です。
7足目
デイリーユースに値千金。歩きやすさの秘密は抜群の屈曲性にあり
式典やイベントで革靴が必要だけど、硬い革靴は履きたくない……。そんな人に向けて作られたモデルが「34BLBB」です。合成底のハイブリッドラバーの硬度を従来よりもソフトに改良。加えてセメンテッド式製法によって卓越した屈曲性を実現しました。軽量性も抜群で、価格も2万円台半ば。文字通りスニーカー感覚で履くことができる革靴です。デザインは幅広い着こなしやシーンに対応するプレーントウで、アッパーには上品なツヤのあるレザーを使用。
8足目
歩けば歩くほど靴内がクールに! 快適さを追求した高機能ドレス靴
高温多湿な日本において、気になるのが革靴による足の蒸れ。そこで「11ALBH」では歩行のエネルギーを利用して靴内の空気を循環させるエアローテーションシステムを搭載しました。さらに消臭・抗菌防臭・防カビの機能を備えたオーダレス加工をライニングに施し、季節問わず快適な靴内環境を実現。加えて、履いたときに足のラインをより美しく見せることができる35mmのハイヒール仕様など、細部にもこだわりが感じられる1足です。
9足目
レザーの大敵たる小キズを防止。エレガントさも満点のストレートチップ
毎日ヘビロテ使いするうちに、ついつい付いてしまうアッパーのキズ。そんな問題を解消するのが、スクラッチタフレザーが使われた「31TRBC」です。このレザーはつま先とかかと部分に特殊コーティングを施すことでキズを付きにくくしたモノ。また、優れた実用性を持ちながら、土踏まずが絞り込まれたフォルムや高めに設定されたヒール、パープルのライニングにより上品な色気をプラスしています。軽量で足馴染みの良いセミマッケイ式製法。
今こそ正装しよう。足元に万全を期すなら、馴染みのある『リーガル』が適役だ
昔から靴は履く人のステータスや品性を映し出す鏡といわれます。服装のカジュアル化が進む今のような時代だからこそ、しかるべき場には、きちんとした靴を履いて臨みたいもの。そうすることで、自身の個性がかえって際立ちますし、何より、そうした礼を重んじる姿勢こそが本物のおしゃれとして周囲に映るのです。ならばこそ、足元のワードローブに『リーガル』を。デザインもモノ作りの姿勢も正統なスタイルを貫き、日本人の心と足にもっとも馴染みのある革靴は、あらゆるシーンで全幅の信頼を置ける勝負靴となることでしょう。
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※掲載の金額はすべて税込価格です
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Text_Ryota Osujo