
山を制するテクノロジーを街でも。ナンガの“オーロラ”は、やっぱり頼もしい
ダウンが恋しい季節ももう間近。安心して身を任せられる1着が欲しいなら、リアルな山男も支持する『ナンガ』は狙い目です。特に看板の“オーロラ”は珠玉の出来栄え!
本格志向のキャンパーが信頼を置く老舗。改めて『ナンガ』のプロダクトは凄い
出典:ナンガ
1941年に国産ダウンメーカーとして産声をあげて以来、ハイクオリティなダウン製品を提供し続けてきた『ナンガ』。シビアな環境に繰り出すリアルキャンパー御用達のブランドとして揺るぎない地位を確立しています。2021年には自社の研究機関「NML」を発足し、一段と高次元で品質を追求。さらに同年、-20度以下の極寒地域にも対応可能な国内最高峰のスリーピングバッグ「レベル8」を発表し、その優れた技術力を改めて証明しました。
ダウンウェアは冬コーデにおける主力アイテム。だからこそ、そんな信頼に足る老舗が手掛けるラインアップから選びたいもの。厳しい自然環境も乗り切れる逸品となれば当然、街着としての快適性も申し分ないのですから。
これが最高のウリ。『ナンガ』の武器は抜群の保温性能と洗練のデザインにある
厳寒下でのアウトドアにも余裕で対応できる『ナンガ』のダウンウェア。その防寒性のカギは使われている羽毛にあります。スペイン産の厳選された原毛のみを選定し、羽毛素材を専門とする河田フェザー社が国内にて洗浄・精製。そうして生まれるダウンはふっくらと軽く、かつ優れた保温性を備えています。また、羽毛だけでなく耐候性を左右するシェルも同じくハイスペック。多くのモデルが非常に高い防水透湿性を有しており、過酷な悪天候にも難なく対応できるんです。
出典:ナンガ
その圧倒的な機能性に大きくスポットが当たりがちな『ナンガ』のダウンですが、魅力はそれだけにあらず。都会に溶け込む落ち着いたカラーリングや野暮ったさを抑えた美麗なシルエットなど、どこか洗練を感じさせるデザインもストロングポイントといえるでしょう。つまり、自然の中でのキャンプから気楽な街歩きまで、シチュエーションを横断して縦横無尽に活躍してくれるということ。1着持っておけば冬の装いは盤石というワケです。
“オーロラ”と“オーロラライト”。ブランドの代名詞的存在に、今年こそ頼りたい
デザイン&機能どちらもフォローした才色兼備な『ナンガ』のダウン。その中でも不動の看板シリーズとして君臨しているのが「オーロラダウンジャケット」と「オーロラライトダウンジャケット」の二大モデルです。ここからは、この冬頼るべき両者を深掘りしてご紹介。自身のニーズに合わせてピックしましょう。
▼オーロラダウンジャケット:まさに“着るスリーピングバッグ”。冬の定番品となった、ブランドの顔
時代に応じてアップデートを遂げてきたブランドの旗艦モデルが「オーロラダウンジャケット」。2003年に産声をあげ、現行品は5代目にあたります。表地にはブランドがオリジナルで開発した機能素材“オーロラテックス”を採用。耐水圧20,000mm、透湿性6,000g/m2/24hrsという、ダウンジャケットのシェルとしては最高レベルの防水透湿性を実現しています。そして中には760ものフィルパワーを誇るスペイン産ダックダウンを150g封入し、十分な防寒性を確保。隙間からの水の浸入を防ぐ止水ジップを配すなど、細部にいたるまで妥協なきこだわりが散見されます。カラーはカーキ・ブラック・コヨーテのベーシックな3色をリリース。
▼オーロラライトダウンジャケット:この“ハリ”は伊達じゃない。スペック重視派はこちら
一方、こちらの「オーロラライトダウンジャケット」はハイエンドモデルという位置付けです。内部には860フィルパワーのポーランド産グースダウンが180gも封入されており、タウンユースならば下が薄着でも十分暖か。また、「オーロラダウンジャケット」よりもたっぷりと羽毛を充填したことで、独特のハリ感とふっくらしたボリュームが生まれています。表地は防水透湿性に加えて、軽量性にも特化した“オーロラライト”をセレクト。首元に搭載されたベンチレーション機能も特徴的で、ウェア内環境を常に快適に保つことができます。カーキ・ブラック・コヨーテ・ダークネイビー・ブラウンの全5色と、上位モデルらしい充実のカラバリも◎。
日本が誇るテクノロジーを、デイリーに着こなす。『ナンガ』のダウンが手放せない
今やアウトドアマンの必需品という枠を超えて、日常に寄り添うデイリーウェアとしても市民権を獲得した『ナンガ』のダウン。厳しい冬をスマートに乗り越えるうえで、最高峰のスペックを宿した同ブランドのダウンは手放せないアイテムとなるでしょう。特にブランドを象徴する“オーロラ”と“オーロラライト”の二大人気モデルは、確実に押さえておくべき鉄板。山に立ち向かうときも、街でくつろぐときも、我々を心地良く包み込んでくれることでしょう。
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Text_Satoshi Yamasaki