
新しい自分への“夜明け”。ブラック×ゴールドの腕時計を、今推す理由
今、時計ツウから熱視線を浴びる黒×金ウォッチ。『シチズン』の新作には、このハイブリッドな配色の魅力が最大限に引き出された“スマラグ”な腕時計が揃う。
次なる1本にいかが? ラグジュアリー感が魅力的な黒×金ウォッチ
ここ数年、オールブラックやゴールドの腕時計に対する注目度は高まる一方。そんな今なら、ブラック×ゴールドのコンビカラーで一挙両得を狙うのも大いにアリ! 2色を組み合わせることで、ブラックの洗練されたイメージやスマートさ、ゴールドのラグジュアリー感というそれぞれの美点が一層際立つというわけだ。
ブラック×ゴールドの腕時計の中でも、一際熱い視線を集めているのが、1月2日に発売されたばかりの『シチズン』の新作「DENPA Limited Models YOAKE COLLECTION」。こちらは、『シチズン』による世界初の多局受信型電波時計発売の30周年を記念したコレクションだ。「アテッサ」をはじめとする『シチズン』の根幹をなす4ブランドから、電波受信機能と光発電が搭載された4型がリリースされているので、ぜひ注目したい。
より便利にスマートに。黒×金の腕時計で『シチズン』を強く推したい、その理由
ブラック×ゴールドの腕時計を選ぶうえで、なぜ「DENPA Limited Models YOAKE COLLECTION」に注目すべきなのか? その答えは、『シチズン』が得意とする“ソーラー電波時計”であることに尽きる。
“電波時計”とは国立研究開発法人情報通信研究機構が運用する標準電波を受け取ることで、受動的に時刻修正を行う機能を持つ腕時計のこと。そして“ソーラー時計”とは、文字板を透過した光がセルに当たることで発電する機能を持つ腕時計。つまり、ソーラー電波時計は時計の本分である時刻の正確性に加え、定期的な電池交換の必要がなく故障しない限り半永久的に駆動する、という特性を併せ持った一石二鳥の腕時計なのだ。
特に『シチズン』は、ソーラー時計のオーソリティといえるブランド。1976年に世界初のアナログ式光発電時計を誕生させて以降、独自にソーラーセルの駆動技術の研究を続け発展させてきた。その成果が結実したのが、ブランドの代名詞である光発電エコ・ドライブだ。このテクノロジーが搭載された腕時計は、太陽光はもちろん、部屋の蛍光灯やデスクライトなど生活空間に存在する光でも十分に発電することができ、さらにフル充電の状態なら暗闇の中でも半年以上動き続ける(※注1)。
ソーラー電波時計のジャンルにおいて、他ブランドよりもアドバンテージを持つ『シチズン』。さらに注目のブラック×ゴールドのハイブリッドカラーとくれば、機能面でもファッション面でも隙のないタイムピースといって差し支えないだろう。
お好みはどの“黒×金”? 理想の1本を『シチズン』の限定コレクションで見つけよう
『シチズン』のソーラー電波時計の魅力がわかったところで、「DENPA Limited Models YOAKE COLLECTION」にラインアップされるモデルをチェックしていこう。「エクシード」「アテッサ」「シチズンコレクション」という、各ラインのデザイン特性を生かしつつブラック×ゴールドに彩られた品々は、今の気分に必ずやフィットするだろう。
▼モデル1:蒔絵技術による金ラメが煌めく大人のドレスウォッチ「エクシード」
最初にご紹介するのは「エクシード」から登場した「AS7156-62E」。“大人のためのドレスウォッチ”をコンセプトとする同ブランドは、高級感と機能性を併せ持つデザインが特徴。スーツの腕元にもすっきり収まるスリムなケースやシチズン独自の表面硬化技術デュラテクトプラチナによる上品な輝きもビジネスマンに愛用される理由だ。
今回のコレクションでは、「エクシード」らしい薄型ケースが特徴のモデルがベースとなっている。黒い文字盤に映えるゴールドカラーのインデックスや「エクシード」の“E”が刻印されたリューズがラグジュアリーなイメージを醸成。そして特筆すべきは見返しリングにあしらわれた装飾だろう。純金粉を蒔いて定着させる蒔絵手法が駆使された文字盤は、夜空に差し込む夜明けの光がラメの煌めきによって表現されている。
ケース&バンドには卓越した強度を持つスーパーチタニウムを採用。スリムなケースながら、光発電エコ・ドライブや電波受信機能、パーペチュアルカレンダーと機能面も抜かりなし。
ダブルブレストのグレースーツに黒×金時計で上品な色気をプラス
「エクシード」らしいスリムなケースは、38ミリ径のサイズと相まってスーツスタイルの腕元にしっくりハマる。ダブルブレストのスーツの腕元にもご覧の通り。ブラック×ゴールドカラーがかっちりとしたスーツスタイルに上品な色気を添えてくれるのだ。特にブラックの文字盤はグレースーツとの相性が抜群。秋冬シーズンなら、腕時計のゴールドカラーのインデックスをブラウンのネクタイで拾う、という小技も効果的なのでお試しあれ。
▼モデル2:サクラピンクのベゼルと文字盤のラメが映し出す華やかな情景「アテッサ」
『シチズン』の技術力を象徴する基幹ブランドから登場したのは「AT8254-61E」。「アテッサ」を語るとき、欠かすことができない要素がスーパーチタニウムだ。シチズン独自のチタニウム加工技術と表面硬化技術デュラテクトを施すことで、ステンレスの約5倍以上の硬さを実現した素材。
このスーパーチタニウムが使用された「アテッサ」は、日本におけるビジネス時計の定番として不動の地位を築いた。また、『シチズン』は民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」にスーパーチタニウムの技術提供を行っていることからも、信頼性は語るに及ばずだろう。
「アテッサ」のロングセラーモデルをベースにした「AT8254-61E」における最大のポイントは、黒い文字盤に映えるデュラテクトサクラピンクのベゼル。これはデュラテクトのバリエーションのひとつで、ピンクがかったゴールドカラーが肌を明るく美しく見せる視覚効果を持つ。さらにラメが合わせ込まれた文字盤と相まって、夜明けの華やかな情景を映し出しているのだ。
「アテッサ」だけに機能も充実。光発電エコ・ドライブのほか、電波受信機能、リューズのみの簡単操作で世界の時刻とカレンダーを表示できるダイレクトフライト、標準電波の高感度受信で時刻の精度を高めるパーフェックスマルチ 3000などが搭載されている。
スポーティさと品の良さが同居するデザインの腕時計はトラッドなビジカジに◎
スポーティなタテ目のクロノグラフの「AT8254-61E」はカジュアルとの相性が良いが、ブラック×ゴールドのカラーリング、そしてドレッシーなローマンインデックスも手伝ってビジカジにも違和感なくマッチする。例えば、紺ブレにイエローのニットポロ、ベージュのチノという今どきなビジカジでもその効果をいかんなく発揮。黒い文字盤が腕元を精悍に引き締めつつ、ピンクがかったゴールドのベゼルがトラッドなビジカジにピリッとラグジュアリーなスパイスを利かせてくれる。
▼モデル3:クラス感も機能もプライス以上。ラグスポ顔のクロノグラフ「シチズンコレクション」
「シチズンコレクション」は、『シチズン』が得意とする精巧でシンプルなデザインに、光発電エコ・ドライブや電波受信機能といった性能を合わせ持っているのが特徴。同時に手の届きやすい価格で購入できるハイコスパなモデルが多いのも人気のポイントだ。
「DENPA Limited Models YOAKE COLLECTION」の「CB5876-60E」もそう。光発電エコ・ドライブをはじめ、電波受信機能、パワーセーブ機能、パーペチュアルカレンダーといった多彩な機能を備えながらも税込みで6万円台というリーズナブルな価格を実現している。
「CB5876-60E」は、ブラックの文字盤にあしらわれた放射線状の模様が印象的で、希望や新しい挑戦を表現している。6時位置のサブダイヤルには肌馴染みの良いウォームゴールドカラーを使用。漆黒の文字盤に鮮やかに映えるこのサブダイヤルは夜明けの空に昇る太陽をイメージさせる。
ブラック×ゴールドのカラーリングが醸すラグジュアリー感と作り込まれたディテールが相まって高級感も抜群。スペックもさることながら、ルックスもまた6万円台弱のモデルとは思えない出来映えを見せる意欲作だ。
ラグスポなデザインの時計がいつものアメカジを大人っぽく格上げ
3つ目のクロノグラフとブラック×ゴールドのハイブリッドカラーが織りなすラグスポなイメージは、カジュアルスタイルと相性が抜群。こんな風にダウンベスト×ニットというアメカジ風な装いの腕元にサラッと合わせれば、着こなしを大人っぽく格上げしてくれる。おまけにケースサイズはやや大ぶりな43ミリ。しっかりとした存在感があるからこそ、ボリューム感のあるダウンウェアと合わせても腕時計が負けてしまうことがないのだ。
ちなみに……
大切な人と一緒に楽しみたい。それなら「クロスシー」をギフトにいかが?
大切なパートナーにプレゼントするなら、「クロスシー」から登場した「DENPA Limited Models YOAKE COLLECTION」の「EC1166-74E」がおすすめだ。1996年にデビューした「クロスシー」のコンセプトは、“洗練されたデザインと優れた機能を両立したエンパワーブランド”。女性の視点から磨き上げられ洗練されたデザインに光発電エコ・ドライブや電波受信機能といった『シチズン』自慢のテクノロジーを搭載。国内における中価格帯のレディースウォッチ市場において、売り上げトップ(※注2)を誇る人気ブランドである。
一番の見どころは、やはり文字盤のデザイン。夜明けを感じさせるドットパターンのラメがあしらわれ、インデックスには4粒のラボグロウン・ダイヤモンドをセッティング。夜明けの光が粒となって煌めく様が表現されている。スマートな28ミリ径のケースに、光発電エコ・ドライブや電波受信機能、パワーセーブ機能といった多彩な機能が搭載されている点にも注目したい。
まさに良いとこどり。『シチズン』の黒×金ウォッチで、目指せ“スマラグ”な男
ブラック×ゴールドの腕時計は、良い意味で世にも欲ばりな腕時計といえる。なぜなら、黒の持つスマートさや精悍さ、そしてゴールドのラグジュアリー感と華やかさといった大人が欲しい要素をことごとく兼ね備えた腕時計だからだ。「DENPA Limited Models YOAKE COLLECTION」は、さらに『シチズン』の洗練されたデザイン性やテクノロジーがいかんなく発揮された、超・欲ばりな人も納得の品揃え。スマート&ラグジュアリーを具現化したタイムピースは、大人の男たちにとって新しい自分への“夜明け”となるだろう。
※注1_一部、駆動期間が半年未満のモデルもあり。
※注2_3~10万円の女性用腕時計ブランドにおいて。2021年における日本国内小売店での販売数量ベース。2022年5~6月ユーロモニター・インターナショナル調べ。
▼着用アイテム(エクシード)
スーツ90,000円[※オーダー価格]、タイ10,450円/ともに麻布テーラー(Y&Mプレスルーム TEL:03-3401-5788)、シャツ37,000円/セラードアー(アントリム TEL:03-5466-1662)、手に持ったコート88,000円/ウールリッチ(ウールリッチ 二子玉川店 TEL:03-6431-0150)、その他スタイリスト私物
▼着用アイテム(アテッサ)
ジャケット95,700円[※オーダー価格]/麻布テーラー(Y&Mプレスルーム TEL:03-3401-5788)、ポロシャツ23,100円/J.プレス オリジナルズ(J.プレス&サンズ 青山 TEL:03-6805-0315)、パンツ20,900円/ウールリッチ(ウールリッチ 二子玉川店 TEL:03-6431-0150)、メガネ48,000円/セラードアー(アントリム TEL:03-5466-1662)、バッグ69,300円/グレンロイヤル(ブリティッシュメイド銀座店 TEL:03-6263-9955)
▼着用アイテム(シチズンコレクション)
ベスト44,000円、ニット42,900円/ともにウールリッチ(ウールリッチ 二子玉川店 TEL:03-6431-0150)、バッグ110,000円/ソメスサドル(ソメスサドル青山店 TEL:03-5464-2555)
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Photo_Shoichi Muramoto
Styling_Tsukasa Miyazaki
Hair&Make_Masa Kameda
Model_Shogo
Text_Ryota Osujo