
腕元に宿るソリッドな質感。オリエントスターの新作スケルトンは理想のオン・オフ兼用時計だ
ビジネスにもカジュアルにもマッチする時計が欲しい。であれば、『オリエントスター』の新作を。オン・オフ兼用できる万能さに加え、所有する喜びも感じられる逸品です。
売れ筋のスポーツコレクションに、新たな旗艦モデルが登場
気温が上がり、着こなしも軽装になっていくこれからの時期。ふと気づいたら、なんだかコーディネートが味気ない……(汗)。そんなときに欲しくなるのが、着こなしにアクセントを利かせるインパクトある腕時計です。それも、仕事から週末まで使えるオン・オフ兼用モデルならいうことはありません。
そんなオン・オフ兼用ウォッチの中で今、ひと際存在感を放つのが、日本の誇る本格機械式時計ブランド『オリエントスター』の新作です。今回発売となるそのモデルの名は「アバンギャルドスケルトン」。高い人気を誇る「スポーツコレクション」に、新たなフラッグシップモデルが加わったのです。
改めて『オリエントスター』とは? 日本時計史に名を刻む名門についておさらい
新作の魅力を深掘りする前に、『オリエントスター』についておさらいしておきましょう。1950年、多摩計器株式会社として腕時計の製造をスタート。そして翌年の1951年に社名を「オリエント時計株式会社」へと変更し、ここで誕生したのが輝ける星をイメージした『オリエントスター』です。以来、本格派機械式時計ブランドとして現在にいたるまで多くの時計ファンを魅了し続けています。また、20年以上にわたり協力して事業を推進してきたセイコーエプソン株式会社と2017年に統合。「オリエントスター」の真摯な時計作りの姿勢はそのままに、エプソンの持つ高度な先端技術と融合し、新たな機械式時計作りが始まったのです。
「アバンギャルドスケルトン」が放つ圧倒的な存在感の理由は、ソリッドな質感にあり
今回登場する「アバンギャルドスケルトン」は、『オリエントスター』の技術の結晶ともいえる1本。高度な精密加工技術によって、金属のソリッドな質感を引き出し、機械式時計の持つ精緻な美しさが見事に表現されています。特許を取得した文字盤はインデックスが配された上板と、上板を衝撃や変形から守る下板の2層構造。各板の色と仕上げを変えることで、奥行きと立体感を演出しています。
そしてスケルトン窓からは、ムーブメントに施された精巧な波目パターンとブルーのシリコンガンギ車を見ることができます。六角のねじ止めがあしらわれたベゼルも存在感たっぷり。筋目仕上げがソリッド感を強め、斜面部分のザラツ研磨が立体感を際立たせます。
デザイン性だけでなく、腕時計としての優れた性能にも要注目
9時側に位置するシリコンガンギ車は、長時間パワーリザーブの証しでもあります。このパーツは、回転ズレを防止する形状やばね性構造、鮮やかなブルーなど国内外で数々の特許を取得したもの。ムーブメントはブランド初となるシリコン製ガンギ車搭載の自動巻きムーブメント・F8F64。前作よりも持続時間がおよそ10時間向上しています。また、SARコーティングと呼ばれる多層膜コーティングによって日光の反射を99%以上抑えたサファイアクリスタル風防は、時刻の読み取りやすさに加えガラスの耐傷性・防汚性・撥水性も高められています。
汎用性もピカイチ。カジュアルにもスーツにも似合うオールマイティな仕上がり
着用シーンを選ばない汎用性の高さもまた「アバンギャルドスケルトン」の魅力。腕時計の精緻な美しさが追求されたスタイリッシュなデザインは、スーツスタイルに上品な華やぎを添えてくれます。一方で、金属の質感とスケルトンダイヤルがインパクトを放つルックスは、シンプルに偏りがちな春夏のカジュアルスタイルにモダンなスパイスを利かせてくれるでしょう。
なお、「アバンギャルドスケルトン」にはシルバーの「RK-BZ0001S」に加え、黒を基調とした「RK-BZ0002B」もラインアップ。ブラックで統一された精悍なモデルは、腕元の印象をキリッと引き締めてくれます。
『オリエントスター』の新作は、所有する喜びと高い実用性を両得する本格機械式時計だ
スケルトン構造の文字盤や技巧が凝らされたケース、精度の高いムーブメントなど、老舗ブランドの技術が駆使された「アバンギャルドスケルトン」は、オーナーに機械式時計を持つ喜びを感じさせてくれるタイムピースです。それでいて、ビジネスからカジュアルスタイルまで、ファッションアイテムとして活躍してくれる高い実用性も兼備。「アバンギャルドスケルトン」は月曜日から日曜日まで寄り添う、大人の良き相棒となってくれることでしょう。
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Composition&Text_Ryota Osujo