
オンでもオフでも頼もしい。グレゴリーの“週7フル稼働リュック”が働く大人に味方する
アウトドアバッグの重鎮『グレゴリー』は、街使いにおいても大活躍。洗練されたデザインとフィールド仕込みのスペックを兼ね備えた逸品が、大人の毎日をサポートします!
ビジネスでも休日でもフル稼働。今欲しいのは毎日使える“週7リュック”だ
「仕事着」=「スーツ」というイメージはもはや過去のものといっても過言ではありません。ここ数年、セットアップやジャケパンといったビジカジ(ビジネスカジュアル)が急速に普及し、いまやオンとオフの垣根がほとんどなくなりつつあります。そんな仕事スタイルのカジュアル化とともに、仕事道具を持ち運ぶバッグに関しても、軽くて背負えるリュックの支持率が急上昇しています。平日のビジネスコーデにも休日のカジュアル服にもマッチするリュック。すなわち“週7リュック”という注目ジャンルのなかで、一際存在感を放つのが『グレゴリー』なのです。
『グレゴリー』で見つけた街使いの最適解。秘密はアウトドア由来の優秀スペックにあり
『グレゴリー』といえば、1977年にアメリカ・カリフォルニアで誕生したバッグブランド。バックパックに人間工学を持ち込み、革新的な背面システムによって背負い心地を劇的に向上させ、“バックパック界のロールスロイス”とまで謳われた名門中の名門です。どちらかといえば、アウトドアのイメージが強いブランドですが、現在は都会のシーンにも馴染むスタイリッシュなアイテムも数多くラインアップするトータルバッグブランド。さらにアウトドア仕込みのスペックを搭載することで、“週7リュック”の人気をけん引する存在となっているのです。
ポイント1
しっかりと機能的なのにスタイリッシュ
『グレゴリー』のリュックがオン・オフ兼用できる理由。それはアウトドアを出自とするブランドらしからぬスタイリッシュなデザインにあります。人気モデルの「ルーヌ20」(写真上)しかり、余分な装飾性が削ぎ落とされたシンプルデザインには、アウトドアバッグにありがちな野暮ったさは皆無。だからこそ、ビジネススタイルからカジュアルまで合わせる着こなしを選びません。都会的な顔を持ちつつも、もちろん丈夫さや収納力など機能面はしっかりアウトドア。この点が『グレゴリー』の“週7リュック”が持つ最大のアドバンテージです。
ポイント2
長時間背負っても疲れにくい
「バックパックは背負うものではなく、着るもの」が『グレゴリー』のコンセプト。それを実現するのが体にかかる荷重を各所に分散させる“荷重分散”の理論です。体に沿ってカーブしたクッション材内蔵のショルダーハーネスをはじめ、胸元のスターナムストラップ、背面のバックパネルなど、独自のテクノロジーによって体にかかる荷重を巧みに分散させ、肩や体とのフィット感を向上。この“着ているような感覚”こそが『グレゴリー』の真骨頂です。
ポイント3
毎日使ってもヘタらない耐久性
過酷なフィールドで、荷物を安全に運ぶことがアウトドアリュック本来の役割。ゆえに『グレゴリー』のリュックには、耐摩耗性、引き裂き強度に優れた高密度ファブリックが使用され、強い負荷がかかるストラップのつなぎ目には重ね縫いを施すことで耐久性を高めています。それらアウトドアギアとしての完成度は、パソコンやタブレットの持ち運びなどでバッグに大きな負荷がかかる都会のビジネスユースにおいても、頼もしさを感じさせてくれるでしょう。
オン・オフ問わず活躍するオールラウンダー。『グレゴリー』の注目3モデルがこれだ
『グレゴリー』というブランドの実力がわかったところで、次はいよいよ、大人が手にするべき“週7リュック”の人気モデルをご紹介します。「幅広い着こなしにマッチするシンプルなデザイン」「ビジネスシーンに溶け込むオールブラックカラー」「必要なデジタルガジェットを収められる収納力」を条件に、3型の推しリュックをピックアップしました。
▼アイテム1:本格アウトドアスペックをデイリー仕様に落とし込んだ「ルーヌ20」
『グレゴリー』の“週7リュック”の代表格といえるのがこちらの「ルーヌ20」です。アウトドア界のアワードを受賞したトレイル用バックパックにインスパイアされた本モデルは、デイリー使いしやすいサイズ感と角のない丸みを帯びたフォルムが特徴。ぱっと見こそシンプルですが、クイックアクセスできる上部のファスナー式ポケットをはじめ、サイドのキークリップ付きポケット、内部のノートPC用スリーブ、タブレット用スリーブなどポケットが充実。見た目からは思いもよらない高い収納力が実現されています。
背負い心地の良さに定評のある「ルーヌ20」。その秘密はバックパネルにあり。本格的アウトドアザックに採用されるエアークッションが使われたバックパネルは、圧力を分散させるだけでなく、通気性と吸湿発散性によって冷却効果をもたらします。さらにカーブしたパッド入りショルダーハーネスや位置調整が可能なスターナムストラップと相まって、快適な背負い心地を実現します。
ビジネススタイル
ベージュのジャケットにチェックシャツというビジネスカジュアルにも違和感なく溶け込む「ルーヌ20」。丸みを帯びたシンプルデザインに加え、主張しすぎないグレーのブランドロゴもビジカジにマッチする所以です。
カジュアルスタイル
クセのないデザインと大きすぎないサイズ感の「ルーヌ20」は、ゆったりとしたグレーのスウェットパーカーにスウェットパンツといった休日カジュアルにもしっくり。ブラックカラーが全身を引き締めてくれます。
▼アイテム2:端正なスクエアボディに卓越した収納力と機能性を秘めた「コミュートデイ」
ビジネスリュックの定番デザインといえば、端正なイメージと優れた収納力を併せ持つスクエアタイプ。『グレゴリー』が作る「コミュートデイ」は、そんなスクエアタイプの美点がブラッシュアップされ、かつ頑丈さも付与された逸品です。ボディは頑丈さと軽量性が両立されたコーデュラナイロンで、PC専用コンパートメントや豊富なポケットなど収納力も抜群。シンプルデザインは汎用性も高く、ビジネススーツはもちろん、カジュアルスタイルにも違和感なくマッチしてくれます。
主室とは別に設けられたPC専用コンパートメントにはタブレット用のスリーブも設けられ、さらに止水ファスナーによって防水性が高められています。他にも両サイドのポケットや内部にオーガナイザーとキーフックのある止水ファスナー仕様のフロントポケットを装備。外側に3個、内側に5個という充実したポケットが整理されたスマートな毎日を実現します。
ビジネススタイル
「コミュートデイ」の端正なスクエアなフォルムは、かっちりとしたグレースーツにも似合います。ボディのマットな質感に加え、メタルパーツが目立たないデザインもスーツに似合う理由です。
カジュアルスタイル
角張ったスクエアフォルムとオールブラックがどこかギア然とした雰囲気を生む「コミュートデイ」。テック系の素材が使われたオーバーサイズのコートやワイドチノといった今どきのベーシック服との相性が抜群です。
▼アイテム3:永世定番リュックを現代的にアップデートした「デイパックLTC」
『グレゴリー』と聞けば、創業時から存在するブランドの顔「デイパック」を思い浮かべる人も少なくないでしょう。とはいえ、ガチのアウトドアリュックだけに、パソコンの持ち運びで使うにはちょっぴり不安なわけで……。そこでおすすめしたいのが、「デイパック」にノートPC用コンパートメントを追加したこちらのモデルです。現代版「デイパック」は、週末のアウトドアから、カフェでの仕事やワーケーションまで、今まで以上に使える1品となりました。
開閉しやすいよう斜めにデザインされたフロントポケットや大きなレザーの引き手、EVAフォーム内蔵のショルダーハーネスなど名物ディテールは健在。そんな昔ながらの「デイパック」に、ノートPC専用コンパートメントが新設されているのが、『グレゴリー』ファンにはたまりません。書類の収納に便利なスリーブポケットもビジネスユースをサポートします。
ビジネススタイル
カジュアル色が強い「デイパック」のデザインですが、オールブラックのカラーリングが生む精悍なイメージのおかげで、ビジカジスタイルは難なくカバー。ジャケットや靴で黒を響き合わせれば、一層スタイリッシュな印象に。
カジュアルスタイル
ベースが「デイパック」ゆえ、カジュアルスタイルとの親和性はもはや説明不要。ラフなアメカジはもちろん、こうしたジップアップニットや白シャツを合わせたクリーンなスタイリングに合わせても新鮮です。
月曜日から日曜日まで。『グレゴリー』の“週7リュック”で快適な毎日を
「仕事用」「カジュアル用」という枠を軽々と超える『グレゴリー』のリュック。合わせる着こなしを選ばない汎用性の高さはもちろん、見た目も使い心地も隙なしのバッグとくれば、毎日使いたくなるのは当然です。何より週7でガシガシ使えるパフォーマンスを考えれば、2~3万円台という価格は決して高くはありません。デザイン性も機能面も一切の妥協を許さない“グレゴリー・クオリティ”は、月曜日から日曜日まで、大人の毎日の質を高めてくれることでしょう。
▼着用アイテム(アイテム1のビジネススタイル)
ジャケット46,200円/Pt.アルフレッド、シャツ19,800円/アイク ベーハー(ともにPt.アルフレッド TEL03-3477-7952)、パンツ29,700円/コーディングス(真下商事 TEL03-6412-7081)、ローファー88,000円/ジョセフ チーニー、ベルト22,000円/グレンロイヤル(ともにブリティッシュメイド 銀座店 TEL03-6263-9955)
▼着用アイテム(アイテム1のカジュアルスタイル)
パーカー28,050円、Tシャツ6,490円/ともにモクティ(ドナ TEL03-5799-6924)、パンツ38,500円/デサント オルテライン(デサント ブラン 代官山 TEL03-6416-5989)
▼着用アイテム(アイテム2のビジネススタイル)
シャツ19,800円/ブリティッシュメイド(ブリティッシュメイド 銀座店 TEL03-6263-9955)
▼着用アイテム(アイテム2のカジュアルスタイル)
コート89,100円/オーケンコール(ブリティッシュメイド 銀座店 TEL03-6263-9955)
▼着用アイテム(アイテム3のビジネススタイル)
ジャケット69,300円、パンツ30,800円/ともにコロン(エンメ TEL03-6427-2261)、ニット39,600円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー TEL03-5784-1238)、シューズ60,500円/ブラザーブリッジ(ブラザーブリッジトウキョウ TEL03-6802-7992)
▼着用アイテム(アイテム3のカジュアルスタイル)
ニット16,500円/アーバンリサーチ ロッソメン(アーバンリサーチ オンラインストア TEL050-2017-9011)、シャツ36,300円/ヤンマッケンハウアー(メイデン・カンパニー TEL03-5410-9777)、パンツ12,100円/アーバンリサーチ(アーバンリサーチ ルミネ新宿店 TEL050-2017-9004)
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※掲載の金額はすべて税込価格です
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Photo_Norihito Suzuki
Styling_Shogo Yoshimura
Hair&Make_Taichi Yoneo
Model_Shogo
Text_Ryota Osujo